昨年末に発足し、今年初めに活動が本格化した
日本最南端のカーリングクラブ「チームくまもと」
冬のシーズン中はアクアドームくまもとで
アイスリンクを使っての練習。
リンクの営業が終わり
シーズンオフとなってからは、
熊本市中央区にある施設内で練習に取り組んでいます。
その「チームくまもと」は、
発足からわずか半年で、記念すべき公式戦初勝利を収めました
岡山県の通年使用できるリンクで行われている
カーリング西日本リーグに、
「熊本A」と「熊本B」の2チームを編成して参加。
6月から7月にかけて行われた予選リーグで
「熊本A」が1勝を挙げたのです
それだけにとどまらず、「熊本A」は組2位となり、
決勝トーナメントに進出しました。
ただ、先週の土曜日に始まった決勝トーナメントでは
トーナメント初戦で優勝候補のチームに完封され、
敗者復活戦では得点は挙げたものの敗れ、
残念ながら上位進出はなりませんでした。
それでも、代表の藤井誠さんは
「負けた試合でもいいショットをする場面もあった。
きちっとした形で試合をするのが初めてのことで
いい経験になったし、自分たちのレベルも分かった。
試合を経験したことで、選手たちのモチベーションは
さらに高まりました。大きな一歩です」と総括しました。
「火の国・日本最南端のカーリングクラブから季オリンピックへ」を
スローガンに立ち上がった「チームくまもと」。
多くの時間が必要でしょうが、その思いが実現する日は来るかもしれません。
ゆっくりとではありますが、日本最南端からの歩みは始まっています