RKKカップラグビー開幕

先週の土曜日、高校ラグビーの新人戦を兼ねた
RKKカップラグビーが開幕しました。
初日は、1回戦5試合で
第二、東稜(不戦勝)、第4シードの九州学院、東海大星翔、熊本北が
それぞれ準々決勝へ進みました。
このうち、東海大星翔は、校名が変わってから公式戦初勝利!
(八代工業と対戦し、43対5)
しかも、部員不足のため、2011年度までの数年間は
合同チームでの大会参加が続いていましたので、
単独チームでの勝利は久しぶりでした。
高橋瑞歩主将は「みんなのおかげで勝てて嬉しい」と
満面の笑みを浮かべました。
「みんな」
その言葉の通り、誰一人欠けても、この勝利はありませんでした。
花園予選終了後、3年生4人が引退し、
再び、部員が15人に満たなくなりました。
「この先どうなるのか・・・」という
不安を抱えながらの新チームのスタートだったといいます。
しかし、新チームが始動してしばらくすると、
柔道部から2人、ハンドボール部から1人、合わせて3人が、
今大会のために助っ人として参加してくれることになり、
単独チームでの出場にこぎつけました。
それでも、1回戦はケガで出場できない選手もいて、
15人ギリギリという人数での戦いを強いられました。
試合後、江黒 保監督が助っ人選手に感想をたずねると、
3人とも「楽しかったです」と即答。
笑顔が弾けました。
ハンドボール部からの助っ人・細郷 隼選手は、
見事トライを決め、大喜び。
柔道部の古澤龍宜選手はタックルに自信を見せる一方で、
「ノックオンしたのが悔しい」と、しっかりと課題も見据えます。
同じく柔道部の平田将悟選手は、
「個性的で面白い仲間と出会えた。
   次も一緒に試合ができるので嬉しい」と語りました。
3人の助っ人とラグビー部員たちは、
もともと知り合いだったというわけではなく、
今大会に向けての練習を通じて交流を深め、仲良くなったそうです。
チームのピンチが、新たな友情を生みました。
東海大星翔、次の対戦相手は第3シードの熊本工業です。
前回準優勝・九州大会出場校に挑みます!
RKKカップラグビー準々決勝は、
19日(土)と20日(日)の2日間、県民総合運動公園ラグビー場で行われます。