月別アーカイブ: 2013年7月

2019年、熊本は盛り上がる

ワールドカップと言えば、「サッカー」を思い浮かべる方が多いだろう。

しかし、ラグビーも忘れてはいけない。
2019年、ラグビーワールドカップは日本で開催される。
日本ラグビー界にとっては悲願のビッグイベントだ。
その開催県をめぐって、これから全国の都道府県で
誘致合戦が本格化する。
熊本も試合の誘致はもちろんのこと、キャンプ地としても
立候補している。
その誘致活動の一環として昨日、熊本市のホールで
帝京大学ラグビー部の岩出雅之監督を招き、講演会が行われた。
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帝京大学と言えば、昨年度史上初の大学選手権4連覇を果たした
押しも押されもせぬ大学ラグビー界の横綱だ。
実は、その帝京大学ラグビー部には、熊本県関係者が多数在籍している。
その中の一人、去年からレギュラーの座を掴んだのが、荒尾高校出身
スクラムハーフの流 大(ながれ・ゆたか)選手3年生だ。
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「帝京のくまモンです。」と、軽妙な語り口でスタートした昨日の講演会は、
冒頭、岩出監督の口から、嬉しいニュースが伝えられた。
先日、強豪ウェールズを破って意気上がる日本代表の強化合宿に
その流選手が初めて招集されたのだ。
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岩出監督は講演の中で、決してラグビー強豪県とは言えない熊本県から
大学で活躍する選手が生まれる背景について、
熊本の選手は素直で伸びしろがある、足りないのは経験だけ、と語り
来場した100人を超えるラグビーファンを喜ばせた。

この季節です

きょう、全国高校野球選手権熊本大会が開幕しました。
66チーム(68校)が参加して、夏の甲子園を目指します。
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kyujou2 2013.JPGのサムネール画像

開会式で選手宣誓を務めた開新の林 伊武紀主将の言葉は、次のとおりでした。
「昨年 一人の高校球児の貴い命が 交通事故により奪われました
 今ここにいる選手たちは 大好きな野球ができて本当に幸せだと思います
 だからこそ 道を絶たれた仲間の分まで 最後まで決して諦めず
 今まで支えてくださった周りの方々への感謝の気持ちを試合に表現し
 正々堂々とプレーすることを誓います」
去年6月に飲酒ひき逃げ事故の犠牲となった球児の分まで戦う、
同じ野球という競技に打ち込んだ仲間のことを絶対に忘れないという思いが込められていました。
林主将は、亡くなった球児とは直接の面識はなかったものの、
親しくしている共通の友人がいて、
選手宣誓の大役に決まった組み合わせ抽選会の日の夜、
その友人に相談をしたのだそうです。
そのときに交わされた会話から、「自分が熊本の球児を代表して思いを届ける」と決め、
宣誓文を自分で考えたと明かしてくれました。
「気持ちを込めて、とにかく声を真っ直ぐ出すことを心がけた」という林主将。
その思いは、間違いなく届いたと思います。
去年の大会期間中には、
九州北部豪雨災害の影響を受けたチームがあり、選手もいます。
95回目の夏。
何事もなく、選手たちが野球に集中できる状況のまま大会が進むことを願います。
熱戦の模様は、RKKラジオの各番組内で「ミニ速報」という形でお届けします。