第10回RKK旗選抜学童軟式野球の決勝戦が、
10日(土)、熊本市水前寺野球場で行われ、
八代市の大田郷小野球クラブが、熊本市の城南クラブを破り、
初優勝を飾った。
大田郷小野球クラブは、学年毎にチームを編成していて、
ベンチ入りの17人はすべて6年生。
一方の城南クラブは、ベンチ入りの12人の中で6年生は四人だけ。
あとは5年生が二人、4年生が四人、3年生も二人いて、
そのうちの一人はレギュラーでライトを守る
身長121センチと一際小柄な選手。
それでも準決勝では見事にライトゴロでバッターランナーを
一塁で刺し、並みの3年生ではないことを証明した。
10日の決勝でもピンチで難しいライトフライをキャッチし、
スタンドの大喝采を浴びた。
大田郷のピッチャーは160センチ50キロと堂々とした体格のエース。
重い速球を投げ込み、城南打線から9個の三振を奪い、
6年生の貫禄を見せ付けた。
一方の城南のエースも気迫溢れるマウンド捌きで
力投を見せたが、大田郷打撃陣の鋭いバットスイングに
7安打、7失点を喫し、結局8対0で大田郷が
八代市内勢としても初優勝を決めた。
その中でも一際目立ったのが大田郷の主砲だ。
今大会決勝までの4試合で4ホームラン、打率8割と
圧倒的な力を見せつけていたが、決勝でも4打数3安打と
打ちまくり、豊かな将来性を感じさせた。
見所いっぱいの決勝戦の模様は、今月24日(土)午後3時から
RKKテレビでお送りします。子どもたちの一生懸命な姿をご覧下さい。
きっと心洗われるはずです。