先日、熊本県日本舞踊協会の第55回記念公演が行われました。
公演は毎年この時期に開催され、その模様はお正月にRKK-TVで放映しています。
今年も司会をしましたが、55回記念ということで、
地方さんや男性役者さん方が東京から来られ、
見応えのある演目が並びました。
「奴道成寺」は、華麗なるアクロバットも披露された大掛かりな舞台、
藤間豊太郎さんの「鷺娘」は、衣装も素晴らしく、美しく悲しい舞に涙がこぼれます・・
そして、今年の創作舞踊は、長唄「月・星・日輪」
写真は、太陽の神とつとめられた、県日舞協会理事の藤間富士斎さんと。
いつも前日のリハーサルで、富士斎さんは演目の歴史や特徴などを解説して下るのですが、
私はそのお話を伺うのが、毎回何よりも楽しみなんです。
衣装から小道具に至るまで、すべてに意味があるんです~
舞台の原曲「日月星」は、新時代の邦楽を目指して作られた大作で、
詩人の深尾須磨子の作詞です。
流派を超えた出演者全員で送る、迫力と感動の舞台。
どうぞ、RKK-TVでご覧下さい。
来年1月3日(水)午前7時30分からです。