「ジャパン」が帰国した。
競技によって日本代表の呼び名が色々あるが、ラグビーは昔から「ジャパン」だ。
ラグビーファンなら、「ジャパン」と聞いただけで、「ラグビー日本代表」と分かる。
ハンドボールは「ナショナル(チーム)」、サッカーは「(日本)代表」だ。
カッコ内はあえて読まない。「ナショナル」であり、「代表」だ。
まさか、今回のRWC(ラグビーワールドカップ)がこんなラグビーブームを巻き起こすとは
夢にも思わなかった。俄かラグビーファンが増えているそうだが、それでも大歓迎だ。
俄かファンだろうがなんだろうが、ファンは少ないより多いに限る。
それに比べて、今熊本で男子ハンドボールの「ナショナル」合宿が行なわれていることを
知っている人はどれだけいるだろうか。しかも監督は熊本出身の岩本真典である。
発信力の差と言ってしまえば簡単だ。しかし、それだけだろうか。
スーパースター不在、それもあるだろう。かつて宮崎大輔が人気だった頃、
ハンドボールが一躍もてはやされた時期があった。
しかし、それも今や昔。男子代表はアジアでベスト8にも苦戦している。
男子のリオオリンピック予選は来月に迫っている。(11月14日~カタール・ドーハ)
女子は、今月20日から名古屋で開催される。
果たして、ラグビー人気に続くことが出来るのか、それとも…