月別アーカイブ: 2016年11月

9連勝!まだまだ行くぞ!!

B2第7節。
西地区2位の熊本ヴォルターズは、11月4日(金)と5日(土)に
ホームで、最下位の鹿児島レブナイズと対戦しました。
鹿児島は、昨シーズンまでNBDL(NBLの下部リーグ)の「レノヴァ鹿児島」を母体とするチームで、
ヴォルターズのポイントガード松永建作選手と奈良篤人選手にとっては古巣との対決でした。

それまで、3試合連続で逆転勝ちだったヴォルターズは、
「試合の入り方」を課題にこの2連戦に臨みました。

4日(金)は、第1クォーターから28対8と大量リードを奪い、課題はクリア。
そして、次々に選手を投入し、新しい戦術を試みます。
選手全員が出場し、86対75で勝利。
コーチ陣は「実際の試合で戦術を試せたことは大きい」と振り返りました。

5日(土)も主導権はヴォルターズ。
ヴォルターズの“核”となった中西良太選手&ジョエル・ジェームス選手のインサイドコンビが
攻守に渡ってゴール下を支配すると、
アウトサイドからもシューター、ガード陣がシュートを沈め、内外角から効果的に得点します。
そして、この日も選手全員が試合に出場。
さらには、奈良選手が古巣を相手に今シーズン初得点を決め、“全員得点”をマークしました。
試合後、握手を交わしながら「ありがとうございます。まだまだ頑張ります」と話してくれた奈良選手。
177cm・74kgと、バスケットボール選手としては決して大きな方ではありませんが、
その手は分厚く、がっしりとしていました。
また、“熱きムードメーカー”松永選手は2日間で23分51秒の出場。プレータイムをのばしました。

試合後、保田尭之ヘッドコーチは、
「ひとりひとりの選手が自分の役割を理解して、起用に応え、コートでもベンチでも戦ってくれる。
 だからチームの雰囲気もいいし、勝てていると思う」と教えてくれました。
新シーズンのスタート当初から
「選手それぞれに役割があることしっかりと伝え、
 ここにいる意味を実感してもらえるチーム作りをしていきたい」と話していた保田ヘッドコーチ。
Bリーグ最年少ヘッドコーチの思いは選手に伝播し、長いリーグ戦を進んでいます。

第8節は11月19日(土)と20日(日)、アウェイで、5位の香川ファイブアローズと対戦します。
この2試合には、7月に合宿を誘致してくれた香川・小豆島の皆さんも応援に駆けつけます。
あの合宿があったから、今のヴォルターズがあります。
ヴォルターズの“第二のホーム”。その声援を受けて、連勝記録を伸ばしましょう!!

Let’s Go VOLTERS!!