「ジャパン」と言えば、ラグビーである。
ちなみに、サッカーは「代表」、ハンドボールは「ナショナル」、バレーボールは「全日本」と呼ばれることが多い。
その「ジョセフ・ジャパン」が、10日(土)えがお健康スタジアムに現れた。
実に、熊本でラグビー日本代表が試合をするのは初めてだ。
相手は、2019年のワールドカップ日本大会で対戦する可能性が非常に高いルーマニア。フォワードのパワーでは世界一とも言われている。
そのルーマニア相手に、前半はジャパンが持ち味のスピードと展開力で2トライを奪う。
しかも九州出身の両ウィング山田と福岡の活躍でスタンドも大いに沸いた。
後半もいきなりリーチ・マイケルのトライでリードを広げるが、ここから強みを前面に出してきたルーマニアがモールとスクラムで優位に立ち、疲れの見えるジャパンを追い上げる。
試合は、終盤反撃に出たジャパンが熊本のファン18,000人に勝利をプレゼントした。
参考までに、ラグビーの「テストマッチ」は、決して「練習試合」という意味ではない。
「国と国との代表戦」を意味し、れっきとした「公式戦」である。
写真は、福岡選手のトライ。目の前で撮影することができてラッキーだった。