“ 福岡出身 ” だと、よく間違えられます、福居万里子です。
確かに福岡には大学時代、社会人あわせて9年間暮らしましたが、ふるさと は 長崎、長崎ですよ!
普段の会話で長崎弁と博多弁が入り乱れているからでしょうか。
たとえば、 「 やぜかったいね~ 」
やぜか、は うざい・面倒くさいという意味の長崎弁。
ったい、は 博多弁ですね。
最近では、ついに熊本弁まで混じることも・・・まるで九州方言の玉手箱です。
その、同じ長崎出身のアニメーション美術監督・山本二三( やまもと・にぞう )さんの企画展に行ってきました。
ジブリ作品 「 もののけ姫 」、「 火垂るの墓 」、ほかにも「 時をかける少女 」など美しい背景画の数々は あまりにも有名です。
あんなに美しい風景を描く山本さんが長崎県・五島列島のご出身だと知ったときは、なんだか嬉しく感じたものです。
( 私も母方のルーツが五島でして、勝手に親近感! )
今回の企画展では原画を至近距離で鑑賞することができ、そのタッチの細かさに感動!!
葉の一枚一枚、無数の花々、そして “ 二三雲 ” ・・・
それだけでなく、戦争をモチーフにした作品では 息がつまるようなリアリティも。
“ 食い入るように見る ” とは まさにこういうことだろう、と思うような ひと時でした。
それから、ファンには たまらない仕掛けも!!!!
「 時をかける少女 」 の主人公になりきれる撮影スポットです。
う・・・うれしい。 ( 手の位置なども再現しました )
「 もののけ姫 」 の コダマ にも なり、大満足でした!
山本二三展
熊本県立美術館(本館) 9月17日まで
~ おまけ ~
山本さんが熊本城を描いたクリアファイルと、ふるさと・長崎の代表的な風景を描いたポストカードをゲットしました!
グラバー園が特にお気に入りです(^^)♪