月別アーカイブ: 2018年9月

“キワ”に食らいつくように 

球際や最終局面。そこでの強さを出せるのか。
その可否がスコアに反映されるということを感じたゲームだったように思います。

サッカーJ2のロアッソ熊本は、
今月23日(日)の第34節、
アウェイで首位の松本山雅FCと対戦しました。

その前の試合では、同じく
アウェイで、上位チームと対戦して引き分けに持ち込み、
勝点1を持ち帰ってきたロアッソでしたが・・・

松本とのゲームは、試合の立ち上がりと終了間際に、
いずれも、ロングボールの落としから
最後は相手外国選手にシュートを打たれる
という形て失点し、2対0で敗れました。

ロアッソは、ボールを動かしてチャンスを作り、
枠を捕らえたシュートも放ちましたが、
ゴールを割ることをできませんでした。

ロアッソにチャンスが訪れても、
相手選手は、必ずボールやシュートコースに対して
体を寄せたり、足を出したりと、
いわゆる“キワ”の部分の厳しさを持ってプレーしていました。

この最終局面の強さが、松本が首位を走る所以なのだろうと思います。

「我々はこれからラスト8試合、松本山雅さんぐらいの
食らいつく守備をやらなければ残留はできないと思うので、
(体感した)松本山雅さんの守備を胸に刻み込んで、
次のゲームからそのような戦いができるように」と渋谷洋樹監督。

次の試合は、ホームに、
ひとつ順位が上の20位京都サンガF.C.を迎えます。

これまで京都は、大雨の影響で中止になった試合があり、
日程消化が1試合少ない状態が続いていましたが、
代替日として26日(水)に行われたアビスパ福岡との試合に勝ちました。

これで、21位ロアッソとの勝点の差は「4」に開いてしまいました。

京都の背中をつかまえるためにも、次の直接対決に勝利して、
再び、勝点差「1」に詰めておきたいところです。
試合の予定は今月30日(日) 午後4時。
J2残留へ、大事な試合のキックオフの笛が鳴ります。

先生になりました!

 

先日、久しぶりに土曜の番組のロケに行ってきました!

 

 

行き先は、幼稚園!

その名も・・・

糸永有希の1日だけ幼稚園の先生になってみた!

という企画です。

ナイ、ナイ、と言われる子ども人気を獲得すべく、とにかく体張りました(笑)

先生方のパワフルさと子ども達の明かるいパワーに圧倒されつつも、

普段の生活では味わえない素敵な時間が過ごせました。

 

その様子は明日の土曜の番組で!

何卒、温かい目でご覧頂けると幸いです(笑)

 

 

アウェイでも、上位が相手でも

サッカーJ2のロアッソ熊本は、
J3降格圏から脱出するために勝点が必要な試合が続きます。

今月16日(日)の第33節は、
アウェイで4位の東京ヴェルディと対戦しました。

3連敗中だったロアッソに対して、
ヴェルディは3連勝中と、対照的な両チームのゲームでした。

そうしたなか、前半7分、
出場停止明けのエースストライカー 安柄俊選手のミドルシュートで
ロアッソが先制に成功します。
高い位置でボールを奪い、体勢を整えると、
ペナルティエリアの外から迷いなく右足を振り抜くという、
安選手らしさが出たシーンだったと思います。
これで、安選手は今季10ゴール目。自身初の二桁得点を達成しました。

ところが、このあと、
守備陣の連携ミスもあり、前半13分に同点ゴールを許すと、
後半12分には逆転されてしまいます。

さらに、後半24分には
相手のシュートをブロックしたプレーがハンドの判定で、
PKを与える大ピンチに陥ります。

ここで立ちはだかったのがGKの畑実選手でした。

ヴェルディのキッカーは、ドウグラス ヴィエイラ選手。
キッカーから見て、ゴール右下を狙う傾向がある選手です。

そのデータが頭にあったのか、あるいは、
駆け引きのなかで何かを感じ取ったのか、
畑選手は、キックの瞬間、
自身の左側へ(キッカーから見て右側へ)と横っ飛びし、
見事にボールを弾きました。

ここで2点差にされてしまうのか、1点差で踏み止まるのかでは、
文字通り天と地の差があったと思います。

このPKストップで息を吹き返したロアッソは、
後半33分に、シュートのこぼれ球に反応した田中達也選手が、
ゴール前まで持ち込むと、最後は右隅に流し込み同点とします。

ロアッソは、このまま粘り抜き、1対1の引き分け。
アウェイで、上位チームを相手に、貴重な勝点1を獲得しました。

それでも、ひとつ順位が上の京都サンガF.C.も勝点1を積んだため、
20位が京都、勝点1差で21位がロアッソは、変わりませんでした。

次の試合も、アウェイで、上位チームとの対戦です。
今月23日(日) 午後2時から、
松本平広域公園総合球技場で、
首位の松本山雅FCに挑みます。

湯めぐり in 美里町

昼前から雨となった土曜日(15日)。
雨だけれども出かけてみよう!

ということで、山都町までドライブしたあと、
帰りはここへ!
↓↓↓↓↓

美里町の「石段の里 佐俣の湯」
到着する頃には雨もあがって、
この日はわずかな時間でしたが、夕日に染まる空が美しかったです。
だんだんと、夕暮れ時の茜色が濃くなってきていますね。
(うまく撮れた写真はありません)

このところ、
各地のお湯を求めて車を走らせるのが、いい息抜きになっています。

写真は撮り忘れましたが、ジャグジー付きの湯船で、
心地よい入浴タイムでした。

温泉に入るだけのつもりでしたが、勢いで夕食も・・・
↓↓↓↓↓


「やまめ塩焼御膳」

やまめさん、こんにちは(笑)
汁物が「だご汁」というのも嬉しかったです。

毎度、ちょっとしたノリと勢いだけで
「きょうはここの温泉に行ってみよう!」と出かけていくのですが、
景色とお湯にフル充電することができます。

熊本に移り住んで10年目。
その魅力を味わい尽くすには、まだまだ時間が必要です。

残り10試合での巻き返しを!! 

サッカーJ2のロアッソ熊本は、
依然としてJ3降格圏の21位と、苦しい状況が続いています。

9月最初のゲーム、第31節は、1日(土)、
アウェイでモンテディオ山形とのゲームでした。

自陣深い位置まで守備ラインが下がってしまったことで、
押し込まれる時間が長くなり、
前半9分に、クロスから背後を取られて先制を許します。

後半開始と同時に伊東俊選手が投入されると、
縦横無尽にピッチを動き、うまく“浮いた”状態で
パスコースに顔を出してボールを受けます。

すると、次第にロアッソの時間帯となり、
後半17分、田中達也選手が左からクロスボールを供給し、
安柄俊選手が競ったあとのこぼれ球を、
伊東選手が押し込んで同点とします。

ロアッソは、そのあとも決定機を作りますが、決めきれず。
それでも、このまま引き分けて勝点1を積み上げられる、
そう思った終了間際でした。

相手の外国籍FWへの寄せが遅れ、ミドルシュートを決められてしまいます。
ラスト1プレーで勝ち越しを許し、勝点1がすり抜けていきました。
この手痛い敗戦から1週間後。

5月20日(日)以来のホームでの勝利を目指した第32節。
7位大分トリニータとのバトルオブ九州です。

渋谷洋樹監督は、
「ダービーマッチは、順位や立ち位置に関係なく、
プライドを懸けて臨む」と話した試合でしたが、
不運とも取れる形で失点してしまいます。

前半31分、相手FWが放ったシュートをブロックした際に
ハンドの判定となり、PKを献上。これを決められます。

それでも、ロアッソは、巧みに守備ラインをコントロールし、
前線からの守備でプレッシャーをかけながら、反撃の機会を待ちました。

そして、後半17分、ペナルティエリア内でパスを受けた八久保颯選手が
ドリブルを仕掛けて倒され、PKを獲得します。
これを自ら成功させて、同点。
八久保選手は、夏場に体調を崩して以降、
13試合ぶりのスタメン出場で、復活を告げるゴールでした。

しかし、ロアッソは、
このあと、立て続けに2点を失って3対1で敗れました。

これで、今シーズン5回目の3連敗。勝点は変わらず「26」。
これに対して、ひとつ順位が上の20位・京都サンガF.C.は
引き分けたため、勝点1を積んで「27」。
「1」ではありますが、差が開きました。

残りは10試合。
ここからは、これまで以上に勝点の重要度が増します。
月末には、J2残留を争う京都との直接対決もあります。

大分戦のあと、人吉市出身の八久保選手はこう語りました。
「自分は熊本県民なので、県民の皆さんと共に、この状況を乗り切っていきたい。
残り10試合、1戦1戦の目の前の試合に勝って、
残留を決めるためにも日頃のトレーニングに励みたい。」

より一層、応援したいと思います。

次の試合は、今月16日(日)午後4時から。
アウェイで、4位の東京ヴェルディとの対戦です。

※第32節 vs大分トリニータの実況席で

“ 助けられる人 ” から “ 助ける人 ” へ

福居万里子です。

北海道で大きな地震が発生しました。

「 最大震度7 」 「 大規模な停電・断水 」 「 土砂崩れ 」

熊本地震を思い出させるようなニュースが次々と報じられました。

SNSにも さまざまな情報が飛び交うなか、次のような投稿をよく目にします。

 

“ 熊本地震のときは□□□だったから 気をつけて ”

“ △△△なときは ○○○するといいですよ ”

 

2年前の経験が役に立てば と、熊本から北海道へ たくさんの人がメッセージを送っています。

有事の際に頼りになるのは 行政機関、専門家、テレビやラジオのアナウンサーなどが伝える情報、だけではないんですね。

 

地震後に熊本にきた私には、そうした “ 経験 ” は語れません。

けれど、これまでの災害から学び、今後起こりうる災害に考えを巡らせ、備えることはできます。

 

いま、「 火の国ぼうさい塾 」に参加しています。

熊本県が主催する防災士育成のための講座で、さまざまな年代・職業の人が集まっています。

災害とは何か、どんな対策をすべきなのか、復旧・復興するために何が必要か、そこに関わってくる法律は。

さまざまな角度から 災害 を見つめ、学びます。

( 地図上で防災対策を考える災害図上訓練(DIG)の様子 )

 

防災士制度を紹介する冊子には、こんな言葉が掲げられていました。

 

『 助けられる人 から 助ける人へ 』

 

風水害、火山、雪害、地震、津波――

まだ講座は終わっておらず 学びの途中ですが、自分自身を、周りの人を守るため、そしてこれからの災害報道に生かせるよう ひとつでも多くの知識を身につけてきます。

久しぶりのトキメキ

昨年度、タイミングが合わず、参加できなかった
RKKボーイズ&ガールズお話し会。

今年度は、それが叶って、
今月6日(木)に、福島アナウンサーと熊本市北区の楠小学校に行ってきました。
私にとっては、久しぶりのお話し会です。

今回は、3年生と4年生、ひまわり学級の子ども達を前に、
「落語絵本 じゅげむ」と「蜘蛛の糸」を朗読しました。
どちらの作品も子ども達にはお馴染みのようで、
知っているかを尋ねると、たくさん手があがりました。

特に「じゅげむ」は暗唱できるほどで、
私が「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ・・・」と
読み進めていくと、そこに自然と子ども達の声が重なってきて。
“一体感”や“ライブ感”を覚えました。

一転して、「蜘蛛の糸」では、じっと聞き入るような様子。
それはそれで、作品の世界に入ってきてくれていることを感じられました。
ただ、この作品の舞台は地獄ですから、
少し怖い思いをした子もいたのかもしれませんが・・・

朗読のあとに子ども達の質問を受ける中で答えたことでもあるのですが、
「テレビやラジオを見聞きしてくださる方々に、あるいは、
イベントに参加してくださる方々に、情報を届けることで、楽しい思いをしてほしい。
楽しい時間を作るお手伝いがしたい」という思いでアナウンサーになりました。

今回、子ども達の反応を肌で感じながら、それが実現できているような気がして、
朗読を楽しんでもらえているような実感が沸いてきて、とても嬉しかったです。
こちらのアクションにリアクションがあって、またこちらも反応して。
呼応し合う感じに、ワクワクし、トキメキました。
1時間足らずの短い時間でしたが、素敵なひと時でした。

楠小学校のみなさん、ありがとうございました。

次のお話し会は、いつ、どこで?
みなさんの学校にお邪魔します!!

夏っぽいことをしたい!

見栄えのいい写真をアナウンサーブログに上げよう!
なんて考えていたら、更新が滞ってしまいました・・・。

あっという間に9月突入ですね!
8月の最後に、せめて夏っぽいことをしたい!!!と思い、、、


自前のダイビング機材を引っさげ、天草市・妙見浦で潜ってきました!

趣味の一つにダイビングをやっていて、業務用の『潜水士』の資格も持っています。
そして、冬場はスノーボード
もっぱらアウトドア派です。山と海、どちらもイケるクチです。
今までは宮崎の海を主に潜っていたので、東シナ海はどんな風景が広がっているのかなと
ワクワクして潜ってみると・・・

 

透明度も良くて綺麗!!!!!
鮮やかな色の魚もたくさんいて、カメラの撮影が追いつきません!(でも、撮る!!!)

と…そんな私に猛スピードで横切る魚雷のような影が・・・


沖縄や海外の海に生息している、『バラクーダ』!
妙見浦の岸の近くで潜っていたので、
「なんでこんなところにいるんだ!?」とダイビングショップのガイドさんも驚いていました。
熊本では滅多に出会える魚ではないそうです。(なんて幸運なんだろう★)

もっと綺麗な画質で紹介できれば良かったんですが・・・
決定的瞬間を綺麗に撮れるように精進します(笑)

※ちなみに、写真で撮影したバラクーダについてもう少し詳しく調べてみました。
尾びれの特徴から『ブラックフィンバラクーダ』なのではないかと思うのですが、私には断定できず。
もっと勉強します!!!

上田敦史 ダイビング日記

 

熊本ヴォルターズのパワフルマン!!

熊本市出身で、プロバスケットボールB2の
熊本ヴォルターズ キャプテン 小林慎太郎選手が主催する
震災復興イベント「やるよカップ」が、9月1日(土)に行われました。

熊本地震が起きた年に、
「地震で傷ついた熊本に活力を」との思いから、
小林選手が個人で発案し、仲間や協賛社の力を借りて、
サンロード新市街で第1回の大会が開催されました。
ストリートバスケットボールらしく
ハーフコートの3on3という形式の大会でした。

まだ名前のなかった大会は、その後、
「やるよ、俺、やるよ!」という小林選手自身の発言から
「やるよカップ」と名づけられ、
第3回の今年は、熊本市総合体育館を会場に、
5対5のオールコートの形で実施されました。

 

 

 

 

 

 

会場は、活気が溢れ、熱気に包まれていました。

今年は、中学生以上の部で、
中学生チームと一般チームが対戦する場合は、
中学生チームに小林選手か松永建作アンバサダーが助っ人で参加するという
ルールが設けられ、小林選手は、大会主催者としてだけでなく、
プレーヤーとしても汗を流していました。

 

 

 

 

 

 

「元気を届けようと思って開催するけど、いつも逆に元気をもらう。
参加してくれた皆さんを見ると、
“この人たちのために頑張ろう”と思えます」と小林選手。

9月7日(金)~9日(日)には、シーズンの前哨戦、
Bリーグアーリーカップ2018西日本が開催されます。
今年の会場は島根です。

そして、リーグ戦の開幕は、9月29日(土)。
ヴォルターズは、ホームに島根スサノオマジックを迎えます。

B1昇格を目指しながら、2季連続で涙を呑んだヴォルターズ。
今季は、小林選手に加えて古野拓巳選手もキャプテンに指名され、
“共同キャプテン”体制で戦います。
どんな化学変化が起こるのか、今から楽しみです。

小林さん、今年こそ、やりましょう!!