今週末開幕する女子ハンドボール世界選手権は、
オムロンの永田しおり選手に言わせると、「格はオリンピックよりも上」だそうです。
オリンピックは参加国が12。世界選手権は24。
オリンピックは4年に一度。世界選手権は2年に一度。
という違いはありますが、どちらも世界一決定戦に違いありません。
ただ、戦う選手たちにとってはやはり真の世界チャンピオンを決めるのは世界選手権だそうです。
今、おりひめジャパンはかつてないピンチを迎えています。
それは、今年9月ヨーロッパ遠征の試合中、司令塔の横嶋彩選手が
前十字靭帯断裂という大怪我をし、代表を離脱してしまいました。
ところが悲劇はこれだけではありませんでした。
今月、国内で行われていた強化合宿のさなか、キャプテンの原希美選手が
横嶋選手と同じ怪我でやむなくチームを離れてしまいました。
大舞台を目前にした主力2人の戦線離脱はチームにとって大きな痛手には違いありません。
しかし、おりひめの新キャプテン、永田しおり選手は言います。
「1人や2人いなくなっても崩れないようなチーム作りをしてきました。」と。
先週末、東京代々木競技場で行なわれた本番前最後のトレーニングマッチ「ジャパンカップ」を
取材しました。
そこで見たおりひめたちは、永田しおり選手の言うように、代わりに入った選手たちが躍動していました。
特に目を引いたのが、元オムロンで現在三重バイオレットアイリスの石立真悠子選手。
(一番左で走り出している選手です。)
気持ちの入った攻守でチームを引っ張る姿は頼もしく写りました。
おりひめは大丈夫です!きっと熊本で光り輝いてくれるはずです。
おりひめジャパンは27日(水)に熊本入りします。
おりひめジャパンの応援はRKKラジオで!
RKKラジオでは、予選ラウンドの日本戦5試合をパークドーム熊本から生中継します。