防災士になって6年が経ちます、福居万里子です。
先日、ゲツキン!特集を制作するために取材で天草に行ってきました。
訪ねたのは、天草広域連合消防本部です。
『 およそ半数 』
これは、ことし1月に発生した能登半島地震における “ ある数字 ” です。
大きな災害が起きると、消防庁は全国各地にある「 緊急消防援助隊 」という組織に出動を指示します。
熊本地震でも、県外のいろんな自治体の名を背負った消防隊員が熊本に駆け付け、活動していたのを覚えている方も多いでしょう。
あの方々です。
この「 緊急消防援助隊 」、能登半島地震でも もちろん出動したのですが、発生から72時間以内に被害集中地域に辿り着けたのは 『 およそ半数 』 だったのです。
救助を阻んだのは、『 半島 』という特有の地形でした。
さらに土砂崩れや陥没によって道が絶たれたほか、海底が隆起したことで漁港も使えず、航路での支援も難しく、被災地は孤立しました。
こうした事態は、熊本も他人事ではありません。
( 熊本県 危機管理防災課 三家本 特別顧問と )
それが、今回 私が注目した ≪ 天草地域 ≫ です。
天草で街頭インタビューをしてみると、
「 天草五橋が使えなくなったら・・・ 」
「 海岸沿いの道路で土砂崩れが起きたら・・・ 」
と、やはり『 島 』ならではの不安をみなさん口にします。
では、実際に孤立してしまったら、どうなるの――?
いま、熊本県内、そして天草では さまざまな事態を想定した訓練や備えが進められています。
今回、その最前線を取材しました。
夕方Liveゲツキン!特集
『 災害発生!そのとき、天草は ~ どうする?被災地の孤立化 ~ 』
放送は、熊本地震 本震発生から8年となる 4月16日(火) です。
ぜひ、ご覧ください。そして、防災・減災について いっしょに考えましょう。
真面目な企画では ありますが、カッコイイ車両なども登場します!
ぜひ お子さんたちにも見てほしいです(^^)
( きっと、消防士さんに憧れちゃいますよ )