RKK NEWS JUST. を見た母から“ 猫をかぶっている ”といわれました、福居万里子です。
( 自分では そう思わないのですが )
前回のブログのつづきです。
「 夏といえば島!」という単純な思考から、湯島にやってきました。
すると すぐに、今回の旅のお目当てに遭遇!!
そうです、猫です。
( 撫でると“ もっと~!”と言わんばかりに すり寄ってきます )
熊日新聞夕刊で“ 猫島ありのまま 上天草・湯島 ”という連載があるのをご存知でしょうか。
湯島は“ 猫の島 ”とも言われるほど、たくさんの猫がいきいきと暮らしているそうです。
その猫たちの、ときに美しく、ときにマヌケな、さまざまな表情を紹介しているコラムです。( 写真共有アプリ instagram のアカウントもあるようです )
島の人たちと共存し、島の景色に溶け込む猫たち、その写真のステキなこと!
私もこんな写真を撮りたい!というわけです。
木陰のベンチで休憩していたら、子猫が近寄ってきました。
どんどん近づいてきて、人馴れしているなぁ~なんて思っていたら・・・
動物に好かれるだなんて、漫画やアニメのヒロインみたい・・・!
いやはや、猫にも人柄って伝わるのですね。
( となりでも別の猫がくつろぎだす・・・)
しかしまぁ、今は真夏。猫たちだって暑いわけです。
みんな うまいこと日陰を探して くつろいでいます。
気持ちよさそうな姿を眺めながら歩いていくと、島のあちこちにカラフルな家があることに気づきました。
家といっても、人間用ではありません。
これ、“ 猫の家 ”なんです。
( 中を覗いてみると、本当に住人( 住猫?)がいました )
壁に描かれたイラストから察するに、島の子どもたちが作ったようです。
猫たちが安心してくつろげるよう、出入り口は小さめ、中にはエサ場とトイレまで完備しています。
私のふるさと・長崎も町なかに猫が多く“ 猫の町 ”と呼ばれることがありますが、こんな光景は見られません。
湯島の人々は猫たちをご近所さん感覚で大いに可愛がっているようで、道端で猫と遊んでいると、必ず誰かが話しかけてきます。
「 この子はね、あそこで寝ている猫の子どもよ 」
「 その子は去年の夏に生まれてね・・・ 」
( まるで親戚のような口ぶりです )
猫を通して、島の人と観光客との間に会話が生まれている。
湯島が多くの人から愛される理由がひとつ、わかった気がしました。
そんなことを考えながら、ひざの上で眠るほど私に懐いてくれた子猫に会いに、再び木陰のベンチへ戻ると・・・
・・・誰でもよかったのね。
次回、「 散策・グルメ 編 」!!