好きな土地のグルメ・おみやげ本、ガイドブックを見かけると つい買ってしまいます、福居万里子です。
休日の過ごし方、ときには取材の参考にもなります。
九州・沖縄のものだけで30冊ちかく、熊本関連のものもどんどん増えています。
私のこの “ 旅日記 ” も、誰かのガイドブック代わりになるのでしょうか。
そんな淡い期待をこめて、今年もお送りします。
しばらく お休みしていた くまもと旅日記。
その都度ブログを更新することができていなかったのですが、実は 阿蘇には定期的に遊びに行っています。
10月、県道 阿蘇吉田線の南登山道が復旧しました。
阿蘇市側からに加えて、南阿蘇村側からも山上に行けるように!
これはドライブしないと!!
スマートフォンのパノラマ撮影機能なんて、今まで ほとんど使ったことがありませんでしたが、撮影したくなるのが阿蘇ですね。
我ながら、うまく撮れたと思います(^^)
そして この日、やっと、初めて阿蘇大橋の崩落現場に足を運びました。
私の記憶にある かつての様子とは あまりにかけ離れた光景で、ここに橋があった、ということが、正直なところ実感がわきませんでした。
昔このあたりに住んでいたという中年の男性グループもやってきていて、
「 あのへんは道路だったろ 」なんて話をしながら、なかなか立ち去ろうとしませんでした。
立ち入り禁止のバリケードのすぐそばには、大和晃さんを偲ぶ祭壇があり、花や飲みものなどが供えられています。
毎日、かわるがわる誰かがここへやってきて、それぞれに思いを巡らせているようです。
11月、ススキの季節です。
こちらは、阿蘇の中でも特にお気に入りのスポット 西湯浦園地・北山展望所!
2枚目の写真は初夏に訪れたときのものです。ずいぶん違うでしょう?
( うしろ姿は気象予報士の栗原さんです )
実は私、これまで “ 夏の阿蘇 ” にしか遊びに来たことがなく、こうして阿蘇の四季の移り変わりを目の当たりするのは初めてなのです。
黄金色のススキの道を歩いていると、なんだか 風の谷のナウシカ になった気分でした。
( わかります?あの名シーンですよ )
12月、俵山トンネルルート・元の県道が復旧しました。
急カーブや急勾配が続く迂回路は、復旧工事のための大型車両が走るには大変だったでしょう。
部分開通した道の通りすがりに とてもステキな夕日スポットを見つけました。
くねくねした迂回路から見える景色も好きだったけれど、またひとつ、お気に入りの場所が増えました。
熊本地震の発生から、1年9か月です。
いろんな場所や人が、それぞれのペースで復旧・復興を目指しています。
一歩ずつ進む その速さがちがうからこそ、私にとっては 繰り返し足を運ぶきっかけになっています。
ニュースでも、そして このブログでも、“ それぞれの一歩 ” を 今年もお伝えしていけたらいいな と思います。
「 あそこが復旧したんだ!じゃあ、週末に行ってみる?」
みなさんのご家庭で そんな会話が生まれますように!