熊本市現代美術館で開催中の『井上雄彦 最後のマンガ展』に行った。
と言っても、、
特別マンガ好きでも、井上雄彦さんのマンガを読んだことがあるわけでもない
『バガボンド』について熱く語る友人につれられて、何となく行くことになった。
バガボンド・・・バガボンド・・・
バカボンなら知っている。。。
何はともあれ行ってみる。
チケットを買って、さぁ観ようと思ってもそうはいかない。
ゆっくり観られるようにという配慮から入場制限されている。
入場時間の30分前に行ってみると、すごい行列
評判は聞いていたが・・・ここまでとは・・・
恐るべし、井上雄彦。
中に入ると更に驚いた。
これがマンガ
宮本武蔵を主人公にした「バガボンド」の特別編が
美術館の空間を生かして描かれている
私の中のマンガという概念が一気に崩れた。
本や雑誌という枠を超えた作品だ。
まさに“空間マンガ”
大きな画は3メートル近くあるだろうか。
筆のみで表現された作品は美しく、迫力がある。
余白を生かした構成も素晴らしい。
マンガの中に入り込んだような気分だった。
美術館を出る時、友人など涙していた
もっとこのマンガ展について語りたいところではあるのだが・・・
ぜひご自分の目で観て、体感して頂きたい