数年前、『チクリン』という名のサボテンを知人からもらった。
2人がかりで運ばなければならないような立派なもの
面倒臭がりで、忘れっぽい私でも育てられるということだった。
実際、1月~半月に1回水をやるだけでいいという孝行者
あとは“話しかけると喜びます”と書いてあった。
その位なら確かに私にも出来る
もらった年には可愛い花が咲いていた
その後花は咲かないが・・・
その姿は青々と美しく、太い棘は元気にシャキ~ンと伸びていた
堂々たるサボテン
私の世話のたまものだ
しかし
本日、家に帰ってチクリンに話しかけようとしてビックリ
青々としていたその茎は茶色に変色。。。
堂々としていた姿は見る影もなく・・・3分の1以下に萎んでいる
サボテンから全ての水分が抜けてしまったような・・・
これってつまり・・・ミイラ
いやいや、ミイラなら腐ってないハズ
これは腐敗の香りがする・・・
なんだか新しいモノが出来上がってしまっている。。。
ショエェエエエエエ
全日本が震撼
落ち込む
これ以上世話が簡単な植物はないぐらいのハズ
本当は今日、チクリンに報告があったのだ。
新しい友達を連れてきたと。。。
チクリン1人じゃ寂しいだろうと、ハイビスカスの鉢を買ってきたのだ。
サボテン同様比較的世話が簡単。
でもサボテンより少し手をかけてあげねばならないハイビスカス
ステップアップのつもりだった
これじゃステップアップどころではない
何はともあれチクリンには申し訳ないことをした。
何がいけなかったのか。。
美しかったチクリンを思い出す
ここ数年私を楽しませてくれた。
ありがとう。そしてさようなら。
あぁ・・・
我ながらハイビスカスの今後が不安だ・・・