★追悼「十四代 酒井田柿右衛門展」

 

10月30日水曜日ぃ~♪

どうも~! 今村直美ですヽ(^。^)ノ

 

今日から、鶴屋本館 8階 『美術ギャラリー』で、

【追悼 人間国宝 十四代 酒井田柿右衛門展】

が始まりました。

 

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今年6月、78歳で逝去された、

「十四代 酒井田柿右衛門」。

6年ぶりの個展となるはずだった今回。

『追悼展』としての開催となりました。

 

今回の個展に向けて作られた作品、

花瓶・皿・湯呑み・香炉・小鉢・茶碗など、

74点が展示販売されています。

 

1982年に、十四代目を襲名。

海外にも出品され、サンフランシスコ市長から、

名誉市民号を贈られるなど、海外でも高い評価を

集めていらっしゃいます。

 

2001年に、重要無形文化財保持者(人間国宝)に

認定されたのち、人材育成にも力をいれ、

大学で教えるほか、2011年には、

Jリーグの地元佐賀のクラブ、「サガン鳥栖」の

デザインアドバイザーにも就任されたそうです。

 

また、話題の、JR九州のクルーズトレイン、

『ななつ星 in 九州』 の洗面所に使用されている、

「洗面鉢」が遺作となったそうです。

 

幅広く、活躍してこられたのですね(●^o^●)

 

今日は、番組に、ご子息で、十五代目になられる、

酒井田 浩 氏 が出演されました!

 

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サテライトスタジオのステージにお持ち下さったのは、

『濁手 撫子文 額皿』。

 

濁手(にごしで)の技法。

器の色は、白ではなく、お米を洗った時のような乳白色。

そこに描かれる、繊細でやさしい雰囲気の、植物。

 

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しかも、生前、阿蘇にも度々訪れ、

そこに咲く、草花を題材にされていたそうで、

さらに、特別な思いで作品に見入ってしまいます♪

 

会場に並ぶ作品の中で、ワタシが特に惹かれたのは、

れんげ草が描かれた小鉢なんですけど、

小鉢の縁が、ききょうの花の形をしているんです!

\(◎o◎)/!

 

テーブルから、ききょうが咲いてるみたいで、

ちっちゃいんですけど、存在感があって、

ちっちゃいからこそ、風情があるというか、

奥ゆかしい雰囲気が漂っていて、

とっても、素敵なんですっ(#^.^#)

 

…残念ながら、写真は掲載できませんでしたので、

ぜひ、会場でご覧くださいね(^-^)

 

鶴屋本館8階美術ギャラリーで、

11月4日(月・振休)までの開催です!!