4月4日(木)のミミートピックスは、天草市南町からリポートしました!
今回は、熊本地震をきっかけに、歯科技工士から肥後象嵌師に転身して作品を作られている、松下良太郎さん(50)を紹介しました☆
肥後象嵌と言えば、布目象嵌という、鉄の素材に彫った溝に金を叩き込んで模様をつける技法で作られている作品のことなんですが、松下さんは柔らかいべっこうに金銀の繊細な装飾を付けていく技法を、昨年の12月に九州で初めて成功させたすごい方なんです!!
松下さんは歯科技工士時代、趣味で肥後象嵌作品を作っていらっしゃったそうなんですが、熊本地震で仕事用の機械が壊れてしまい、思い切って肥後象嵌師の道に進まれました。
恩師にすすめられ、柔らかいべっこうに装飾をつける、その名も「べっこう象嵌」に挑戦した松下さん、たまたま観に行った展覧会でべっこう象嵌に似た作品に出会い、作り方がピンとひらめいたそうなんです。
昨年の12月、難しいと言われていたこの技法を九州で初めて成功させた時は、松下さんはもちろん周りの方も大変驚いたそうです!
松下さんのべっこう象嵌の作品を展示する個展が、7月23日~7月28日まで、県伝統工芸会館で行われます!
気になる方、ぜひ行ってみられてください(^^)
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