11月4日(月)のミミートピックスは、熊本市北区明徳町からお伝えしました☆
皆さんは、神社やお寺で絵馬にお願い事を書いたことはありますか?
絵馬というと、皆さんは手のひらサイズの木の板を想像されると思いますが、鎌倉時代辺りからは、戦での無事を願って大きな板に合戦図を書く絵馬も登場し始めました。そのほか人物や場所などの絵もあり、熊本県内各地の神社やお寺にも数多く奉納されています。
今日は、そんな絵馬を自分の足で調べ続けて20年、おん年87歳の、辻春美さんを紹介しました。
ご自分で撮られた熊本県内の神社に奉納されている絵馬の写真や、絵の解説、込められた想いなどをまとめた、絵馬行脚という一冊の本を8月に刊行されています。
元々絵には縁がなかったという辻さんは、美術に関するボランティアを通し絵の魅力に気づきました。そこから、絵馬の存在を知り、こんなに素敵な物があるなら調べてみたいと思い、20年かけておよそ800ヶ所の神社やお寺を訪れたそうです。
貴重な歴史的出来事の資料として、長く後世に残していって欲しいと辻さんは考えていらっしゃいます。
神社やお寺は険しい森の中にあるものも多く、絵馬を見るために行ったはずが珍しい動物との出会いに驚かされたことも多いそうです。
面白さに気付き、絵馬に込められた昔の人の想いなどを想像するうちにより好きになっていったそうで、その結果20年続けていたのだとか!!
まだまだやらなければならないことがあるとおっしゃる辻さん、いつまでも明るくお元気で頑張って頂きたいです(^^)
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