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山鹿市熊入町若宮神社【ガランザサ祭り】

山鹿市にある若宮神社では、毎年1月6日に家畜の無病息災を祈る
「ガランザサ祭り」が開催されています。
この例祭は加藤清正公が水路などの工事を行わせていた山鹿へ訪れた際、
乗っていた愛馬が病気になり、若宮神社の境内に密生していた小笹を食べさせたところ、たちまち回復したことが由来だと言われています。
以来、地元では馬の神様として信仰されてきました。
参拝は、御神酒をそそいだ境内の笹を馬に食べさせる方法で
行われてきており、昭和30年頃までは夜明け前から、
農耕や運搬用の牛馬が列を作っていたそうです。
近年では、犬や猫などペットの無病息災祈願に訪れる参拝者や、
農耕馬に代わった農耕機がお払いを受ける、とても珍しい祭りです。
「ガランザサ」の名称は、鰐口(わにぐち)のガランという音と、
笹が一緒になったことから呼ばれるようになったと言われています。
☆開催日時:1月6日(金)9:00~15:00頃
★開催場所:若宮神社境内
☆アクセス:国道325号から山鹿市役所方面へ
緑川橋を渡り右折(熊入商店街ちかく)
★駐車場:5台
☆問合せ:山鹿市役所観光課(0968-43-1579)