菊池市の北部、
竜門ダムよりさらに先にある班蛇口(はんじゃく)の穴川地区。
この地区にある菅原神社で、毎年1月5日に奉納されるのが穴川夜神楽です。
300年以上前から伝えられているという穴川夜神楽(あながわよかぐら)。
全部で十の舞からなっており、烏帽子に白装束、紺の狩衣姿の舞手が、
笛や太鼓に合わせて舞を披露します。
舞手は地元の穴川夜神楽保存会の皆さんです。
最後の「鬼神(きじん)の舞」では、鬼の面をつけた鬼神が、
御幣(ごへい)を下げた長さ2m程の
太い竹を持って現れます。
クライマックスは、この御幣の奪い合いです。
観客が御幣を奪い取ろうとすると鬼神が竹を振り回して追い払い、
激しい攻防戦が繰り広げられます。
竹が砕けるほど叩きつけるため、とても迫力があり、
観客からは歓声があがります。
この御幣を奪い取ると、
1年間、無病息災・家内安全の御利益があるそうです。
☆開催日時:1月5日(木)17:00頃~
★開催場所:穴川菅原神社
☆アクセス:菊池神社から県道133号を竜門ダム方面へ北上
★問合せ:教育委員会生涯学習課(0968-25-1672)
月別アーカイブ: 2012年1月
上益城郡山都町【清和文楽新春特別公演】
お正月は清和文楽館の新春特別公演を見にでかけませんか?
平成24年、最初の公演は今日のお昼1:30から始まります。
清和文楽は、およそ160年間、
地元の農家の人々によって守り継がれてきた
伝統芸能です。
道の駅清和文楽邑にある清和文楽の専用劇場「清和文楽館」では、
年間200回近い公演が行われています。
新春特別公演の演目は、小泉八雲原作の「雪おんな」。
日本ではおなじみの怪談である原作を元に、
文楽版にアレンジしたオリジナルの作品です。
文楽を初めてご覧になる方でもわかりやすく、年齢を問わず楽しめます。
料金は高校生以上1,260円、中学生840円、小学生630円です。
「雪おんな」は、毎月第2・第4日曜日の定期公演でも上演されます。
1月は8日と22日、開演は両日ともお昼1:30からです。
☆開催日時:平成24年1月2日(月)13:30開演
★開催場所:道の駅清和文楽邑内、清和文楽館
☆アクセス:御船ICから車でおよそ1時間、国道218号沿い
★駐車場:60台
料金:高校生以上1,260円、中学生840円、小学生630円
☆問合せ:清和文楽館(0967-82-3001)
熊本市【熊本城元日開園】
熊本城で年明け1月1日から3日まで行われる「冬のお城まつり」。
そのイベントの一つが、
朝6:00から入園することができる熊本城の元日早朝開園です。
入園できるのは、天守閣へ向かう正面入口の頬(ほほ)当(あて)御門(ごもん)。
その他の門からは8:30から入園できます。
元日は、通常大人500円・小中学生200円の入園料が無料。
二の丸、三の丸、三の丸第二駐車場、
旧細川(きゅうほそかわ)刑部邸(きょうぶてい)も無料で開放されます。
また、数寄屋(すきや)丸前(まるまえ)では
新年を祝う恒例行事「かわらけ」の配布も行われます。
「かわらけ」とは素焼きのさかずきのことで、
毎年その年の数だけ無料で配布されているものです。
来年は2012年ですので、先着2012人の方に配られます。
6:30からは天守閣へも登ることができます。
元旦の天守閣は、初日の出詣に訪れる方でいっぱいです。
今年は雪の影響で、きれいな初日の出を見ることは難しかったそうですが、
来年は美しい初日の出を期待したいですね。
この他、天守閣前の広場では祝い獅子舞の披露、勇壮な新春太鼓、
そして本丸御殿では箏やフルートの演奏も行われます。
★開催日時:2012年1月1日(日)6:00~
(※入園は16:30まで、閉門は17:00)
☆開催場所:熊本城一帯
★駐車場:500台(2時間まで200円、以降1時間ごとに100円追加)
☆問合せ:ひごまるコール(096-334-1500)
※年中無休・朝8:00~夜9:00まで