阿蘇郡高森町にある「草部吉見神社」。
社殿が130段の石段を下った場所にある、全
国でも珍しい「下り宮」として有名で、
「日本三大下り宮」の一つに数えられています。
周囲を、樹齢500年から700年とも言われる
神木をはじめとした杉の大木に囲まれ、
静かで神秘的な空間です。
社殿の下には水が湧き出る池もあり、遊歩道が整備されています。
この草部吉見神社では、
毎年7月31日に夏祭りが行われています。
午前中に神事が行われた後、
午後から氏子たちが大小2基の神輿をかついで
神社の階段を上ります。
この神輿は昔から使われているもので、
大きい神輿は重さが300kgほどあり、
大人10人以上の力が必要なほど大きなものです。
神社を出発した後は近くの「はまとこ」と呼ばれる場所まで行き、
そこで神楽の奉納が行われます。
その後、再び神輿を担いで神社に戻り、太鼓を鳴らしながら社殿の周りを回ります。
開催日時:7月31日(火)
アクセス:国道325号を高千穂方面へ 途中案内看板あり
駐車場:30台
問合せ:高森町商工観光課(0967-62-1111)