山都町の馬見原商店街であさってから開催される
「火伏地蔵祭」のご紹介です。
火伏地蔵祭は、およそ450年前から行われている祭りです。
馬見原は熊本と宮崎の県境にあり、
江戸時代から宿場町として栄えてきました。
しかし、せまい平地に家が密集していたため、
ひとたび火災が起こると大きな火事になることが多かったそうです。
そのため馬見原では火伏地蔵が祀られ、
毎年8月に盛大な祭りが行われています。
2日間かけて行われる祭りの1日目は、
大太鼓や小太鼓などによる火伏太鼓が奉納され、馬見原の各町内を一周します。
その後、火伏音頭総踊りが続き、「夜明かし」と言って夜中まで商店街が賑わいます。
2日目は、目覚まし行列とよばれる仮装行列や、鼓笛、造り物のパレードの後、
「勇壮裸みこし」が登場し、石の地蔵を乗せた御輿を担いで町内を練り歩きます。
このとき町の人たちは「火伏の水かけ」と言って、担ぎ手にバケツで水をかけます。
また、この祭りの最後を彩る五ヶ瀬川での花火大会も壮観です。
夜8:00から、およそ1,000発の花火が打ちあがります。
打ち上げ場所が近いため、とても迫力のある花火が見所です。
開催日時:8月25日(土)17:00~ 26日(日)9:30~
※雨天時は花火大会が27日(月)に順延
アクセス:国道218号を五ヶ瀬・高千穂方面へ 途中国道265号へ右折
駐車場:商店街周辺に数ヶ所設置(案内看板有)
問合せ:山都町商工会蘇陽支所(0967-83-0037)