嘉島町の下六嘉地区で行われる「六嘉の獅子舞」のご紹介です。
六嘉の獅子舞は加藤清正公の虎狩りが由来とされ、
古くから地域の人々の健康と五穀豊穣を祈願するために
伝承されてきた貴重な文化財で、熊本県重要無形民俗文化財にも指定されています。
毎年10月17日の六嘉神社の秋の大祭に奉納されていましたが、
去年から獅子舞の
奉納のみ土曜日に変更されました。
今年の奉納は今月20日(土)、
夕方3:00頃から夜7:00頃まで行われます。
舞には順序があり、まず出陣を表す「出端」、
次に稚児と獅子の戯れを表現した「ツリ」、
それが終わると「棒使い」が舞われます。
これは子供が大きくなって
戦士となり獅子と戦う様を表しています。
続いての「モヤ」は雄獅子と雌獅子の愛情交換を描くとされています。
そして最後は「タナ上がり」でクライマックスです。
高さ20mのハシゴに獅子が登り、
先端に付けられた牡丹の花をもぎ取って投げます。
この花を拾うと、1年無病息災で過ごせると言われています。
開催日:10月20日(土) 15:00頃~19:00頃まで
アクセス:熊本市内から浜線バイパスを経由して国道445号へ
嘉島町役場と並行する隣の道路を九州自動車道方面へ向かって左手
問合せ:嘉島町役場企画情報課 (096-237-1111)