今日、熊本市中央区大江の徳富記念館で行われる「髪塚祭」をご紹介します。
熊本出身で明治を代表するジャーナリスト・徳富蘇峰の命日に、故人を偲び、
その功績を称えるため、熊本市では毎年「髪塚祭」が開催されています。
元々は蘇峰の髪が埋められた石碑がある、
島崎の霊樹庵で行われていたため、
現在も髪塚祭として開催されています。
当日は午前10:00から詩吟と講和が行われます。
今回の講和のテーマは「~蘇峰が記した日本人の歴史『近世日本国民史』~、
什のおきて 会津魂と新島八重」です。
蘇峰は、同志社大学の創設者であり恩師の新島襄の教えを受け継ぎ、
熊本に帰った後は生徒の自由意志を尊重する「大江義塾」を開きました。
蘇峰と関係の深い新島襄と、その妻・新島八重とのエピソードなどが語られます。
また、会場となる徳富記念館は、
徳富蘇峰とその弟である徳富蘆花の
少年時代を過ごした旧居が今もそのまま残る場所です。
館内では、多くの兄弟ゆかりの品々を見ることが出来ます。
開催日時:11月2日(金) 10:00~11:30 ※参加無料
アクセス:中央消防署・白川中学校向かい
駐車場:10台(当日のみ白川中学校駐車場を利用可)
問合せ:熊本市文化振興課(096-328-2039)