日別アーカイブ: 2013年2月5日

【熊本県立美術館】大原美術館展

熊本県立美術館で開催中の「大原美術館展」のご紹介です。

最終日は2月11日(月)、いよいよ来週の月曜日までとなりました。

岡山県倉敷市の大原美術館は、日本で初めて西洋美術を本格的に紹介した美術館です。

日本に西洋絵画を鑑賞できる場所を提供し、豊かな芸術研究の場を築くこうと、
事業家の大原孫三郎、岡山出身の画家・児島虎次郎によって昭和5年に設立されました。

その後も息子の大原總一郎が、欧米の現代アート、
日本の近代洋画や民芸運動の工芸家の作品なども収集し、
今日のコレクションが築き上げられました。

最近では子ども達への教育普及活動をはじめ、
現代作家の作品収集や制作活動の
支援にも力を注ぐなど多彩な活動が展開されています。

「大原美術館展」では、『名画への招待』のテーマのもと、
大原美術館の数あるコレクションの中でも東西の傑作が終結。

ロートレック、ヴラマンク、キリコといったヨーロッパ絵画の名作や、
青木繁、佐伯祐三など日本を代表する洋画家の作品、
アメリカのサム・フランシスなど欧米の現代アートの名品も公開されています。

大原美術館展は、熊本県立美術館本館で2月11日(月)までの開催です。

開催期間:2月11日(月・祝)まで 9:30~17:15(入館は16:45まで)
観覧料:一般1,300円、高・大学生800円、中学生以下無料
アクセス:交通センターから徒歩15分
駐車場:二の丸、三の丸有料駐車場を利用
問合せ:熊本県立美術館(096-352-2111)