月別アーカイブ: 2013年3月

【淡島神社】淡島神社 春の彼岸祭

球磨郡山江村の淡島神社で行われる「春の彼岸祭」を紹介します。

山江村にある淡島神社は、安産・子宝・婦人病にご利益があることで知られる神社です。

元々のご神体は個人の家で祀られていて、以前は民家の敷地に祠があったそうです。

しかし、大変ご利益があったため、参拝に訪れる人がどんどん増えていきました。

そこで、明治時代になって村の人々が新たな祠が建立し、
現在の淡島神社となったのです。

現在も春分の日と秋分の日の前後1週間に行われる彼岸祭には、
球磨郡だけでなく県外からもたくさんの参拝者が訪れて賑わいます。

今年の春の彼岸祭は、今月17日(日)から23日(土)までです。

淡島神社は、昭和に建てられた「ミニ鳥居」が有名です。

木製と石造りの2基があり、木製の鳥居は横幅30cm・高さ35cmほど、
石造りの鳥居は横幅35cm・高さ30cmほどの本当に小さな鳥居です。

ミニ鳥居を這いつくばってくぐると、腰から下の病に効能があると言われていて、
彼岸祭では鳥居を一生懸命くぐる参拝者の姿が風物詩となっています。

神社のご利益からか、特に女性が鳥居をくぐる姿がよく見られるそうです。

開催期間:3月20日の前後3日間
アクセス:人吉ICから県道17号へ 車で約20分
駐車場:30台
問合せ:山江村役場商工観光係(0966-23-3113)

【球磨郡 水上村】湯山温泉 桜まつり

球磨郡水上村で、今月16日(土)から31日(日)まで開催される
第42回 湯山温泉桜まつり」を紹介します。

祭りの会場となる「市房ダム湖」は、およそ2万本のソメイヨシノが咲き誇る
県内有数の桜の名所です。

ダムの周り、およそ14kmの道路脇に桜が植えられていて、
満開を迎える時期にはダムを取り囲むように桜のトンネルができます。

桜まつり期間中は、17日(日)に「開花まつり」、24日(日)に「本まつり」が開催。

「開花まつり」では、健康マラソン大会や歌謡ショー、太鼓、
神楽などの出し物が披露され、夜は一足早い大花火も楽しめます。

「本まつり」では、昔、山から麓まで木材を運び出していた風景がレースになった
「木ん馬レース」をメインイベントに、コンサートやパフォーマンスステージなど
催しが盛りだくさんです。

市房ダム湖の桜は今月11日に開花宣言されました。

今は咲き始めで、桜まつり期間中に満開を向かえそうです。

また、来月7日までは会場周辺が夜間ライトアップされるので夜桜も楽しめます。

ライトアップは夜6:30から9:30頃までです。

開催日時:3月16日(土)~3月31日(日)
     開花まつり/3月17日(日)9:30~20:00
     本まつり /3月24日(日)9:00~18:00
     夜間ライトアップ4月7日(土)まで(18:30~21:30)
アクセス:人吉ICから広域農道を水上村方面へ(車で約1時間)
駐車場:100台
問い合わせ:水上村企画観光課(0966-44-0312)

【相良寺】相良観音春季大祭

山鹿市菊鹿町の相良寺で行われる「相良観音春季大祭」の紹介です。

相良寺の正式名称は「吾平山相良寺」。
天台宗の総本山である比叡山延暦寺の流れを汲み、
今からおよそ1200年前、平安時代に開かれたお寺です。

源平の戦いの際、壇ノ浦の合戦で敗れた平家の残党が立てこもっていたところを
源氏の武将が焼き討ちにしたため、お寺のほとんどが消失したと言います。

その時、ご本尊の千手観音がカズラに飛び移って難を逃れたという伝説も残っていて、
観音堂の近くには、樹齢1,000年を越える「アイラトビカズラ」が自生しています。

室町時代に再興された千手観音のご本尊は、十一面の千手観音です。

木彫の千手観音としては国内最大級の大きさで、山鹿市指定重要文化財となっています。

千手観音は、たくさんの手と眼で人々を救うと言われ、
中でも相良寺の千手観音は
安産のご利益や子宝に恵まれると有名です。

相良観音春季大祭は、千手観音に願いをかける祭典で、
今月15日(金)から18日(月)までの4日間に渡って行われます。

大祭の期間中は、お寺の秘宝である
「地獄極楽の絵図」と「お釈迦様の涅槃絵図」が公開されます。

開催期間:3月15日(金)~3月18日(月) 法要は11:00~
アクセス:国道325号から県道9号に入り菊鹿町へ
駐車場:50台
問合せ:相良寺(0968-48-9144)

【阿蘇郡市一帯】阿蘇の火まつり

現在、阿蘇郡市の7市町村で開催中の「阿蘇の火まつり」を紹介します。

「阿蘇の火まつり」は、2月から5月まで開催される、火をテーマとした祭りです。

3月9日(土)に行われる「阿蘇の大火文字焼き」は、祭りの見どころの一つです。

阿蘇山火口に登る途中の往生岳と、内牧温泉近くの本塚の2ヶ所で行われます。

当日は午後6:30になると、往生岳は350m四方、
本塚は90m四方の大きさの火文字がそれぞれの山の斜面に浮かび上がります。

大火文字焼きの会場となっている「はな阿蘇美」からは、この2つの山が直線上に
あるので、「火」の字が重なって「炎」の文字にも見えるそうです。

また、3月19日(火)は、阿蘇神社で「火振り神事」が行われます。

縄でくくった茅の束に、火をつけて勢いよく振り回す火振り神事。

炎の輪が幻想的な雰囲気を作り出すこの神事では、火振り体験交流もできます。

翌日の3月20日(水)は、西原村で夜の「野焼き」を実施。

阿蘇の草原を維持するため、阿蘇地域では3月になると野焼きが行われますが、
実際の野焼きの見学は難しいため、観光の野焼きが楽しめるようにと始まりました。

暗闇の中で見る野焼きは、見ごたえ・迫力ともに満点です。

一連の火にまつわるイベントの後は、いよいよ本格的な春の到来。

3月後半からは桜まつりなどの多彩なイベントが続々とスタートします。

開催期間:2月~5月下旬
問合せ:阿蘇の火まつり実行委員会事務局(阿蘇広域行政事務組合内)
    (0967-24-5117) ※平日8:30~17:15まで

【玉名郡和水町】肥後民家村古民家宿泊・クラフト体験のお知らせ

玉名郡和水町には、各地に残る代表的な古民家を創建当時の姿で残している
『肥後民家村』があり、今ではなかなか見ることのなくなった懐かしいかやぶきの屋根、
かまど、五右衛門風呂などをみることができ、なんと、宿泊体験もできます。

また、さまざまなクラフト作りの体験工房があります。

吹きガラス体験が出来るガラス工房に
陶芸工房や能面や家紋の製作ができる能面工房、
笛作りや篠笛体験ができる篠笛工房、アクセサリーやストラップやポーチなどの製作体験ができる工房、カスタネットやパズル作りが出来る木工館など充実しています。

気軽に皆さんも、オリジナルのクラフト作りにチャレンジしませんか!

また、そば打ち体験が出来る工房などもあり、
季節に応じた、楽しいイベントも開催されています。

すべての体験工房は、事前に予約が必要です。

休館日もそれぞれ違いますので、詳しい事は、お問い合わせください。

和水町役場経済課観光係 0968-86-5725。

また、和水町のホームページでも詳しく紹介していますので、是非、ご覧下さい。

場所:和水町 江田船山 古墳公園内
開催日時: 随時
参加費: 施設によってことなります
問合せ:和水町役場経済課観光係 電話0968-86-5725

【甲佐岳】甲佐岳 山開き

あさって、3月3日(日)甲佐岳で行われる「山開き」の紹介です。

甲佐岳は、美里町・甲佐町・御船町の3つの町にまたがる、標高753mの山です。

毎年3月の第1日曜日に山開きが行われています。

山開きは午前10時から、山の麓にある福城寺の登山口に集合してスタートします。

1,200年以上の歴史があるという福城寺には、
鎌倉時代に造られた釈迦如来像があり、国指定の重要文化財になっています。

普段は見ることができませんが、山開きの日には開帳されるので、
福城寺は登山者とこの如来像を見に訪れる人でも賑わいます。

甲佐岳登山口の竹林を登り始めると、続いて杉林の山道になり、
八合目あたりからは傾斜のきつい岩場になります。

登山道は整備されていますが、雨の日などは滑りやすくなりますので、
登るときはくれぐれもご注意ください。

山頂までは、ゆっくり登っても1時間ほどで到着するそうです。

比較的低めの山ですが、山頂からは熊本市内や九州山地の山々を見渡すことができ、
天候次第では雲仙普賢岳も見ることができます。

下山は各自自由ですので、景色を見ながらお弁当を食べて山を下るのもいいですね。

山開き:3月3日(日) 10:00に福城寺集合
アクセス:国道218号を美里町方面へ 霊台橋(れいだいばし)過ぎて案内看板有り
駐車場:福城寺駐車場利用
問合せ:美里町役場砥用支所(0964-47-1111)