月別アーカイブ: 2013年5月

【阿蘇市内】 ホタルツアー

6月8日(土)から阿蘇市内で始まる「ホタルツアー」の紹介です。

阿蘇温泉観光旅館協同組合に加盟している27の宿泊施設では、
宿泊者のための「阿蘇カルデラツアー」を実施しています。

宿泊するだけでなく「阿蘇ならではのおもてなし」を体験してもらうため、
季節によって内容が変わる特別ツアーです。

毎回、阿蘇の大自然と魅力が詰まったツアーになっていて、
これまでには
星空を見ながら馬に乗って草原を歩く「乙姫スターライトトレッキング」や、
阿蘇五岳周辺を歩く「ジオガイドと行く、阿蘇火口ウォーキング」などが
行われてきました。

その「阿蘇カルデラツアー」の中で、
6月8日(土)からスタートするのが「ホタルツアー」です。

阿蘇市内のおよそ60箇所あるホタル鑑賞スポットの中から、
地元の方から情報を聞き込んで当日1番ホタルを見ることができる場所を案内してもらえます。

例年ホタルがよく見られるのは、乙姫小学校や阿蘇市折戸だそうです。

「ホタルツアー」の実施は6月いっぱいまで、阿蘇温泉観光旅館協同組合に
加盟している宿泊施設の宿泊者が対象となります。

開催期間:6月8日(土)~6月末まで
参加費:中学生以上1,100円・小学生以下500円・幼児100円
問合せ:阿蘇インフォメーションセンター(0967-32-1960)

【天子の水公園】天子の水公園 花菖蒲まつり

来月2日(日)に球磨郡あさぎり町の「天子の水公園」で開催される
天子の水公園 花菖蒲まつり」の紹介です。

「天子の水公園」は「くまもと名水百選」に選ばれている湧水公園です。

この公園で湧き出る水は、古事記や日本書紀に記されている景行天皇が、
九州南部の一族を征伐に来たとき、休息中に飲んだと言われています。

その伝説にちなんで「天子の水公園」と名付けられました。

公園内には6月上旬から中旬にかけて、3万株の花菖蒲が鮮やかに咲きほこります。

現在、花は7分咲きになっていて、まつりの前後がちょうど満開を迎えそうです。

公園内には両脇に花菖蒲が植えられた遊歩道が作られていて、
湧き出る水は小川となり、菖蒲の道の横を流れます。

梅雨の時期にはアジサイも咲き、
この時期は夜になるとホタルの乱舞する様子も見ることができます。

「天子の水公園 花菖蒲祭り」では、湧き水を使っての野点が振る舞われるほか、
ふれあい動物園やステージイベント、バザーなどが楽しめます。

日時:6月2日(日) 10:00~15:00
アクセス:人吉ICから県道33号であさぎり町へ 途中案内ののぼり旗有り
駐車場:天子の水公園駐車場(無料)
問合わせ:あさぎり町役場商工振興課(0966-45-1111)

【上益城郡 甲佐町】甲佐町やな場

6月1日(土)から鮎漁が解禁する「甲佐町やな場」の紹介です。

緑川が流れる甲佐町には、清流で育った鮎を味わいながら川辺で涼を満喫できる
「甲佐町やな場」があります。

その歴史は古く、今から400年前に建てられたものです。

もともとは、当時の肥後藩主・細川忠利が水田用水を調節するために緑川に堰を造りました。

その堰の近くを鮎が泳いでいて、
美味しそうな鮎をどうにか獲れないものかと造られたのが簗です。

簗は、川の一部を木や竹でせき止めて水の流れを一ヶ所に引き込み、
落ちてくる魚を獲る「やな漁」という漁法で使われる竹で編んだ簀のことです。

やな場は、代々の藩主が落ち鮎を楽しみに訪れる場所となりました。

毎年6月の鮎漁が解禁すると多くの釣り人で賑わう緑川。

やな場で獲れた鮎は、刺身や塩焼き、みそ焼きはもちろん、
鮎の塩辛「鮎うるか」など、さまざまな調理法でいただけます。

営業期間:6月1日から11月4日まで
営業時間:11:00~20:30(日曜20:00まで)
定休日:毎月第1・3水曜日
アクセス:熊本市内から嘉島町もしくは御船町を経由し、国道443号へ
美里町方面に向かい、甲佐町役場を過ぎた甲佐小学校の信号から左へ
その後は案内看板に従う
駐車場:50台
問合せ:甲佐町やな場(096-234-0125)※なるべく事前予約がオススメ

【上天草市】A級グルメフェア

上天草市で、四季折々の海の幸が堪能できる「A級グルメ」を紹介します。

八代海と有明海に面した上天草は、県内有数の魚介の産地です。

その上天草で、季節ごとに新鮮な魚介を味わってもらおうと、
上天草市内の温泉を中心とした宿泊施設が実施している「A級グルメ」。

JR九州が運行する「A列車で行こう」の運行開始に合わせて一昨年から始まりました。

A級のAには、天草の「A」と天草で獲れる新鮮な「A級」の食材という意味が
こめられていて、魚介類や地元の食材をふんだんに使った料理を楽しめます。

今月までは「A級グルメ さくら鯛春の懐石」、そして来月1日からは
「A級グルメ 黄金のハモ夏の懐石」がスタートします。

5月から9月にかけて旬を迎え、料亭などでは夏を彩る高級魚として知られるハモ。

多くの川が注ぐ上天草の海は、餌が豊富なため、ハモが育つのに絶好の環境です。

上天草で獲れるハモは、体の表面がキラキラと金色に輝く姿から「黄金のハモ」と
呼ばれ、高級ブランドとして関東・関西にも出荷されています。

定番の湯引きや、しゃぶしゃぶ、寿司、天ぷらなど、趣向を凝らした料理が味わえます。

皮まで柔らかい、黄金のハモならではの鮮度と味を堪能できます。

A級グルメは、一泊二食、または日帰りのコースで食べることができます。

夏の黄金のハモの次は、秋は伊勢エビ、冬はとらふぐが予定されています。

事前予約が必要な場合もありますので、お出かけの際にはお問い合わせ下さい。

開催期間:2014年2月28日まで(黄金のハモは6月1日~8月31日まで)
開催場所:上天草市大矢野町・龍ヶ岳町・松島町内の12箇所の施設
問合せ:あまくさ四郎観光協会(0964-56-5602)

【八代神社(妙見宮)】氷室祭

八代の妙見宮で、今月31日から来月1日にかけて
夜通し行われる「氷室祭」を紹介します。

祭りの起源は350年以上前、江戸時代初期の頃です。

熊本藩初代藩主の細川忠利の父で、八代城主として隠居生活を送っていた
細川忠興が妙見宮に参拝した際、
住民が近くの三室山の氷室で貯えていた雪を献上し、
無病息災を祈ったのが始まりと伝えられています。

現在は厄入り・厄晴れ・還暦祝いなどで参拝する人が多く、
お祓いを受けた後名物の「雪餅」を食べて1年の無病息災を祈願するのが恒例です。

この雪餅とは、氷室祭の時にだけ作られる、雪に見立てたお菓子です。

米ともち米を半分ずつ、粉のまま混ぜ合わせ、型に入れてセイロで蒸します。

一つ5cm四方の大きさで、白い粒状になった表面が本物の雪のようです。

中にこし餡が入っていて、しっとりとした食感で優しい素朴な味です。

31日の夕方には妙見宮の境内や参道に10軒ほど雪餅の店が並び、
セイロから白い湯気が上がります。

境内には出来たての雪餅を食べる人であふれ、祭りは夜明けまで賑わいます。

最も参拝客が増えるのは31日の夜11時ごろから翌日の深夜1時の間だそうです

日時:5月31日の夕方頃から神事開始~翌6月1日の夜明け頃
アクセス:八代ICから国道3号を南へ1km 左斜め方向に入り宮地小学校向かい
駐車場:宮地小学校グラウンド
問合わせ:妙見宮(0965-32-5350)

【球磨郡 錦町】剣豪『丸目蔵人』顕彰 第44回少年剣道選手権大会

あさって26日(日)に球磨郡 錦町で開催される
剣豪『丸目蔵人』顕彰 第44回少年剣道選手権大会」の紹介です。

戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、丸目蔵人。
八代出身で、幼い頃から剣の修行に励み、その腕は徳川家の剣術指南役として知られる
柳生家と並び、「東の柳生、西の丸目」と言われたほどです。
その後、独自の剣法を編み出すなどしましたが、晩年は錦町で静かに暮らし、
90歳で生涯を終えました。

この熊本を代表する剣豪の一人である丸目蔵人の功績を伝えるとともに、
剣道を通じて青少年の健全育成を目的に行われているのが、
「剣豪『丸目蔵人』顕彰 少年県道選手権大会」です。

小学生4部門、中学生4部門の合計8部門にわかれて試合が行われます。

熊本県以外にも九州各地から参加があり、今年は460人が出場します。

午前8:30開会、会場は錦(にしき)勤労者体育センターの体育館です。

開催日時:5月26日(日) 8:30~14:30頃まで
アクセス:人吉ICから国道219号を錦町へ 錦町役場向かい
問合せ:錦町役場(0966-35-1111)

【人吉梅園】人吉梅園梅狩り

今度の土曜・日曜に人吉市の観光梅園「人吉梅園」で行われる梅狩りを紹介します。

広さ7.5haの「人吉梅園」は、丘の斜面に沿って、
およそ4600本の梅の木が植えられています。

2月から3月にかけて梅の花のシーズンはもちろん、5月の収穫シーズンには
梅園の一部が一般開放され、梅狩りを楽しむことが出来ます。

今年は天気の良い日が続いたこともあり、粒の大きい梅が枝いっぱいに実っていて、
例年以上に豊作の年だそうです。

2日間とも、当日の午前8:30から午後3:00までの受付です。

収穫した梅はグラム数に応じた料金で持ち帰ることができます。

人吉梅園までは最寄りの大畑駅から歩いて15分ほどです。
大畑駅と人吉駅間は、
観光列車の「いさぶろう号」と「しんぺい号」が運行しています。

肥薩線の景色を楽しみながら梅狩りにでかけるのもいいですね。

梅狩りには、ダニ対策のため必ず長袖・長ズボン・長靴で参加してください。

受付時間:5月25日(土)・26日(日) 8:30~3:00(両日とも当日受付)
※梅の価格は当日決定(例年200円/1kg) ※入園料・参加費無料
アクセス:人吉ICから国道219号、国道221号を経由して車で約30分
大畑駅近くから案内標識有り
駐車場:50台
問合せ:人吉市役所 農業振興課(0966-22-2111)

【杖立温泉】杖立温泉祭り

今月27日(月)・28日(火)の2日間開催される「杖立温泉祭り」の紹介です。

阿蘇郡小国町にある杖立温泉は、杖立川沿いに旅館や温泉が立ち並ぶ温泉街です。

1800年以上昔、当時の天皇の産湯に使われたことが起源と言われています。

杖立という地名は、杖をついてやってきた人が、この温泉に入ったら杖をつかずに
帰って行ったという弘法大師の詠んだ短歌からつけられたそうです。

その杖立温泉の長い歴史と文化を守り、
温泉への感謝を込めて行われるのが「杖立温泉祭り」です。

毎年5月27日と28日に開催されています。

祭りの名物となっているのは、地元の男性による伝承芝居です。

杖立温泉の駐車場に仮設舞台を造り、そこで2日間、小学校2年生から65歳までの
出演者で作る「友芸会」の素人芝居が行われます。

しかし素人といっても本格的なセット・着物・メイクで、内容もプロ並みです。

昭和初期から地元に伝わる喜劇と人情劇を2日間で4本上演します。

2日間とも午後7:00から、観覧料は無料です。
夜は気温が下がって少し冷えるそうですので、
お出かけの時には暖かい上着をお持ち下さい。

開催日時:5月27日(月)・28日(火) 19:00~22:00頃まで
アクセス:国道57号を経由して国道212号に入り、日田方面へ向かう
駐車場:杖立温泉駐車場利用可
問合せ:杖立温泉観光協会(0967-48-0506)

【上益城郡 益城町】四賢婦人記念館

益城町の上陳地区にある「四賢婦人記念館」を紹介します。

「四賢婦人記念館」は、江戸時代後期に益城町の杉堂に建てられた
「矢嶋家」の旧家屋を移築したものです。

矢嶋家は、幕末の思想家「横井小楠」との関係が深く、
熊本出身で明治時代を代表するジャーナリスト「徳富蘇峰」の母方の実家でもあり、
徳富蘇峰はこの家で生まれています。

また、「熊本の猛婦」や「四賢婦人」として知られる
近代日本における女子教育や
婦人解放運動に尽力し、男女共同参画社会の基礎を作った
竹崎順子・徳富久子・横井つせ子・矢嶋楫子の姉妹が生まれた家でもあります。

「四賢婦人記念館」の中には、矢嶋家の人々や徳富蘇峰に関する資料や、
当時実際に使われていた生活用品、掛け軸などが展示されています。

今年の4月から平日も開館されていて、
常駐する「ふるさと学芸員」の方が
矢嶋家の歴史をわかりやすく案内してくれます。

午前9:30から午後4:30まで、どなたでも入館料無料で見学できますので、
女性の地位向上のために戦った「四賢婦人」の功績に触れてみてはいかがでしょうか?

開館時間:9:30~16:30 ※月曜・年末年始は休館(月曜が祝日の場合は火曜休館)
アクセス:県道26号を益城方面へ 津森(つもり)小学校裏
駐車場:10台
問合せ:益城町役場 生涯学習課(096-286-3111)

【高瀬裏川水際緑地公園】高瀬裏川花しょうぶ祭り

今月26日(日)から来月8日(土)まで開催される
第23回 高瀬裏川 花しょうぶ祭り」の紹介です。

玉名市高瀬の商店街と菊池川の間を流れる高瀬裏川。

周辺は水際緑地公園として整備され、散策デッキが敷かれた水路には600mに渡って
およそ6万6000本の花しょうぶが植えられています。

近くには高瀬眼鏡橋といった古くからの石橋や石垣も多く残っており、
花しょうぶが見頃の時期は、歴史ある町並みとの調和も楽しめます。

現在、花しょうぶは全体的につぼみの状態です。

例年通り、5月末頃から6月上旬にかけて見ごろをむかえそうだということです。

期間中は日没から午後10時まで夜間ライトアップがあり、
幻想的な夜の花しょうぶも堪能できます。

また、来月1日(土)のメインイベントでは、野外ステージで
元H2Oの中沢けんじさんらが出演する「花しょうぶコンサート」や
折り紙や竹細工など懐かしい遊びが体験できる「オン・座・ロード?瀬」、
花しょうぶを見ながら抹茶を頂く「野点茶会」などが行われます。

開催期間:5月26日(日)~6月8日(土)
アクセス:熊本市内から国道208号線へ 高瀬大橋を渡って右(車で約1時間)
駐車場:230台
問合わせ:玉名観光協会(0968-72-5313)