今月16日(日)、あさぎり町で「マイ球磨焼酎つくり体験オーナー制度」の中の
体験のひとつ「田植え体験」が行われます。
「マイ球磨焼酎つくり体験オーナー制度」は、田植えから稲刈りまで自らが育てた米を
使い、焼酎の仕込みまでの体験を通してオリジナルの焼酎を作るものです。
あさぎり町では、今からおよそ2000年前には稲作が行われていたようです。
その中で余った米を原料とした「球磨焼酎」は、地域の特産品となりました。
こうした昔からの技と努力を引き継ぐため、2007年から都市と農村との交流を
目的とした「マイ球磨焼酎つくり体験オーナー制度」に取り組んでいます。
大自然の田んぼの中で参加者が一列に並んで田植えをし、10月には稲刈り、
冬になったら実際に蔵元で甕仕込みの焼酎を完成させます。
米作りから体験できることもありお子さんと一緒に家族で参加する人が多いそうです。
例年100人ほどが田植えから参加しています。
去年からは「アイガモ農法」によるこだわりの米づくりも始まりました。
「アイガモ農法」は、農薬を使用する代わりに、水田にアイガモを放して
雑草取りや害虫退治をさせる、人と自然にやさしい農法のことです。
今年は、水田で元気に歩き回るアイガモの様子が24時間確認できる
「ライブカメラ」も設置されます。
開催日時:田植え体験は6月16日(日) ※開催日2日前まで予約可能
問合せ:あさぎり町役場 商工観光課(0966-45-7220)