月別アーカイブ: 2013年6月

【熊本県立美術館本館】コレクション展

熊本県立美術館本館で開催中の「コレクション展」の紹介です。

「コレクション展」は、熊本県立美術館が所蔵する美術工芸品を展示する
「県美コレクション展」と、熊本の歴史や美術、そして細川家の大名文化を展示する
「細川コレクション展」の2つの展示で構成されています。

現在開催中の第?期は、「県美コレクション展」は「新収蔵品」をテーマに
平成24年度に新たに収集した美術作品が展示されています。

近世絵画の作品では葛飾北斎とその弟子達の浮世絵、世界的な版画家・浜田知明の
近代日本版画、洋画ではエコール・ド・パリの代表的画家として知られる藤田嗣治の
新しい収蔵品などを見ることができます。

「細川コレクション展」はと春草」がテーマになっていて、
日本画家の横山大観や菱田春草の作品が中心に展示されています。

また、細川忠利ゆかりの甲冑や歴史資料、
宮本武蔵の書や絵画なども見ることができます。

「コレクション展」第?期は、今月16日(日)までの開催です。
第?期は来月2日(火)から、新たにテーマを変えて始まります。

開催期間:第?期は6月16日(日)まで 
開館時間:火曜~金曜 9:30~18:30/土・日・祝日 9:30~17:15
休館日:月曜、年末年始 ※月曜が祝日の場合は開館、翌日が休館
観覧料:一般400円、大学生240円、高校生以下無料
問合せ:熊本県立美術館本館(096-352-2111)

【球磨郡あさぎり町】マイ球磨焼酎つくり体験オーナー制度

今月16日(日)、あさぎり町で「マイ球磨焼酎つくり体験オーナー制度」の中の
体験のひとつ「田植え体験」が行われます。

「マイ球磨焼酎つくり体験オーナー制度」は、田植えから稲刈りまで自らが育てた米を
使い、焼酎の仕込みまでの体験を通してオリジナルの焼酎を作るものです。

あさぎり町では、今からおよそ2000年前には稲作が行われていたようです。

その中で余った米を原料とした「球磨焼酎」は、地域の特産品となりました。

こうした昔からの技と努力を引き継ぐため、2007年から都市と農村との交流を
目的とした「マイ球磨焼酎つくり体験オーナー制度」に取り組んでいます。

大自然の田んぼの中で参加者が一列に並んで田植えをし、10月には稲刈り、
冬になったら実際に蔵元で甕仕込みの焼酎を完成させます。

米作りから体験できることもありお子さんと一緒に家族で参加する人が多いそうです。

例年100人ほどが田植えから参加しています。

去年からは「アイガモ農法」によるこだわりの米づくりも始まりました。

「アイガモ農法」は、農薬を使用する代わりに、水田にアイガモを放して
雑草取りや害虫退治をさせる、人と自然にやさしい農法のことです。

今年は、水田で元気に歩き回るアイガモの様子が24時間確認できる
「ライブカメラ」も設置されます。

開催日時:田植え体験は6月16日(日) ※開催日2日前まで予約可能
問合せ:あさぎり町役場 商工観光課(0966-45-7220)

【上天草市の海水浴場】上天草市 海開き

来月13日(土)に、上天草市の海水浴場で行われる海開きの紹介です。

上天草市には、眺めの良いビーチや天然の砂浜のビーチなど、
大小さまざまな10ヶ所の海水浴場があります。

毎年4つの地区が持ちまわりで海開きを行っていて、
今年は龍ヶ岳町の「高戸海水浴場」で行われます。

神事の後には人工呼吸の方法などを学ぶ「海の安全講習会」や、
子どもたちの安全宣言を行ってシーズン中の安全を祈願します。

上天草の海水浴場の中で特に広いのは、
松島町の「樋合海水浴場・パールサンビーチ」と「西目海水浴場・カームビーチ」です。

天草五橋の2号橋のすぐそばにある「パールサンビーチ」は、
遠浅のビーチで波が静かなので、小さなお子さん連れでも楽しめます。

晴れた日には雲仙普賢岳など島原半島の山々がはっきりと見えます。

また、潮が引くと向かい側にある高杢島まで歩いて渡ることができるので、
磯で遊ぶのにも最適です。

「カームビーチ」は、天然の砂浜が残るビーチです。

海水浴客が比較的少ない穴場的な場所で、
さらさらの白い天然の砂浜でゆっくりと海水浴を満喫できます。

海開き:7月13日(土)~8月31日まで
問合せ:天草四郎観光協会( 0964-56-5602)

【荒尾干潟】 マジャク釣り体験

今月から9月まで行われる荒尾の「マジャク釣り」の紹介です。

荒尾干潟は去年、国際的に重要な湿地である
「ラムサール条約湿地」に県内で初めて登録されました。

国内でも有数の広さを誇る干潟には、様々な生物が生息しています。

中でもこの時期は「マジャク」釣りに訪れる人で賑わいます。

「マジャク」は、正式名は「アナジャコ」と言います。

シャコに似ていますが、ヤドカリの仲間です。

体長は10cmほどで、深さ1mから2mの穴の中に生息しています。

マジャクの釣り方は、書道で使う筆をマジャクの巣穴に差し入れ、
怒ったマジャクが筆を押し返したところを捕らえる、ユニークな伝統漁法です。

見た目は変わった形ですが、てんぷらや塩茹で、煮付けで食べることができます。
甲殻類ですので、エビのような味です。

荒尾市の観光協会では、6月から9月までマジャク釣り体験を行っています。

初心者では難しいマジャク釣りを、地元のマジャク釣り名人が丁寧に教えてくれます。

次回は今月22日(土)、その後も1ヶ月に1回もしくは2回行われます。

参加料は大人1,800円、中高生1,000円、小学生700円です。

お申し込みは、実施日1週間前の午後5時までに事務局までFAXまたはお電話で
お願いします。

開催日時:6月~9月
アクセス:国道501号を荒尾方面へ 荒尾市役所手前
駐車場:荒尾漁業共同組合駐車場
問合せ・予約:荒尾市観光協会(0968-66-0939)

【一勝地温泉かわせみ】一勝地温泉かわせみ ホタル鑑賞

球磨郡球磨村の中心部にある一勝地地区ホタル鑑賞スポットを紹介します。

一勝地地区は、山あいにある静かな集落です。

球磨川沿いを走る肥薩線の一勝地駅から、渓流に沿って15分ほど歩いたところに、
温泉と宿泊施設を備えた「一勝地温泉かわせみ」があります。

建物の横には球磨川の支流である芋川が流れ、自然豊かな山々に囲まれています。

木材をふんだんに使い、青や茶色といったカワセミの姿をイメージした建物は、
緑が多い周りの景色に馴染む温かみのある造りです。

この季節は県内外から鮎釣りやラフティング、球磨川下りに訪れる人で賑わいます。

また、ホタルの生息地が近くにあるので、例年5月下旬から6月上旬にかけては
ホタルの乱舞が楽しめる場所としても知られています。

施設のすぐ隣の芋川や、なんと駐車場でも見ることができるそうです。

現在、「かわせみ」では午後8:00頃から「ホタル鑑賞ツアー」が行われていて、
宿泊や温泉利用者は、その日一番多くホタルが現れる場所に無料で案内してもらえます。

多いときには、暗闇でも明かりがいらないほどホタルが飛び交うそうです。

今年は来週頃までホタルが見られるのではないかということです。

アクセス:人吉ICから国道219号を球磨村方面へ車で20分
 一勝地の信号から右折して一勝地駅方面に向かい、一勝地小学校すぎて右
問合せ:一勝地温泉かわせみ(0966-32-0200)

【滝地区 交流農園】白糸の滝 田植えまつり

今月9日(日)に行われる「白糸の滝 田植えまつり」の紹介です。

阿蘇郡西原村を流れる滝川の上流にある「白糸の滝」。

この白糸の滝の周辺、「滝地区」には交流農園が造られていて、
毎年田植えの時期になると「白糸の滝 田植えまつり」が開催されます。

今年で16回目となる「田植えまつり」は、
参加者が昔ながらの田植えを体験できるイベントです。

滝地区の地域活性や地元の人との交流を目的に行われています。

交流農園にある水をはった田んぼに入り、
地元農家の方々の指導を受けながら、
田植え縄にそって一列に並んで苗を植えていきます。

そして田植えの後は、滝地区で採れた野菜を使ったバーべキュー大会を開催。

去年収穫したお米で作ったおにぎりも振舞われます。

現在、参加者を募集中で、先着80人です。

参加ご希望の方は、今月5日(水)午後3時までに西原村役場企画商工課まで
電話またはFAXでお申し込みください。

参加費は小学生以上が1,500円、小学生未満は無料です。

開催日時:6月9日(日) 9:30~
申込〆切:6月5日(水) 15:00まで ※定員になり次第終了
アクセス:益城から県道28号を西原村方面へ 河原(かわはら)小学校から白糸の滝に上る
駐車場:60台
問合せ:西原村役場企画商工課(096-279-3111)