今月8日(日)に開催される「親守詩 熊本県大会」の紹介です。
「親守詩」は、「親」を「守る」に「詩」と書きます。
これは「子どもが親のことを思って作る詩」という意味だそうです。
教育学者の高橋史朗さんが親子の絆を深めようと考案したもので、
去年から全国各地で作品コンクールが行われるようになりました。
親守詩の基本の形は、短歌のように五・七・五・七・七で作ります。
まず、子どもから自分を育ててくれた家族を思って五・七・五で上の句を詠み、
詠まれた相手が七・七の下の句を返す、というものです。
例えば、子どもが上の句を「今週も お疲れ様です お母さん」と詠んだものに
母親が「その一言で 元気百倍」と下の句を返す、といった感じです。
お互いが普段言えないでいる感謝の思いを込めて詠みあう詩です。
「親守詩 熊本県大会」では、事前に応募があったおよそ800作品の中から選ばれた
120作品と特別賞の10数作品の表彰式、そして、親守詩の考案者である
高橋史朗さんによる講演会やシンポジウムなども行われます。
大会は当日の参加受付が可能で、参加費は無料です。
開催日時:9月8日(日) 13:00~16:00
問合せ:親守詩熊本県大会実行委員会 代表 東田さん(096-272-5413)