日別アーカイブ: 2013年10月21日

【南関町】なんかんあげ丼

南関あげは、南関町に伝わる伝統的な保存食品で、あげ豆腐の一種です。
詳しい文献は残っていませんが、江戸時代初期の島原の乱のあとに
四国伊予の国松山地方の人々が多数移住し、
製法が伝えられたのが始まりといわれています。
 南関あげの特徴は、30cmほどの大きさがあり、低温と高温の油で薄くパリッと
揚げてあるため、乾燥していて、3カ月ほど、常温で長期保存が可能です。
 調理すると柔らかくなり、味がしみ込みやすいのも特徴で、郷土料理の
「南関あげ巻き寿司」や味噌汁、煮物などさまざまな料理に使われ、
毎日の生活に欠かせない食材です。
 その南関あげを使った「南関あげ丼」が、町内の5件の飲食店で食べられます。
南関あげを甘辛く煮て、玉ねぎと一緒に半熟玉子でとじたものです。
南関あげが、だしを吸い込んでふっくらとし、玉ねぎのシャキシャキ感と、
とろとろ玉子のコラボが絶妙です。
ぜひ、南関町へ食べにおいでください。
  
詳しくは、南関町役場 まちづくり推進課 電話0968-53-1111
又はホームページをご覧ください。