来月27日(水)に合志市黒石の黒石日吉神社で奉納される「黒石神楽」の紹介です。
黒石日吉神社は、今からおよそ400年前に建てられたと言われています。
毎年、春と秋に例大祭が行なわれていて、夜には黒石神楽が奉納されます。
神社には古くから神楽殿があり、黒石神楽は神社と同じくらいの歴史があると
考えられていますが、長い間途絶えてしまいはっきりとした記録は残っていません。
そこで今から20年ほど前、
地元の人々が隣の須屋地区で続いていた須屋神楽から
舞を習い、保存会を設立して黒石神楽を復活させました。
黒石神楽保存会にはこれまで8人が所属していましたが、
今年から新たに4人の子どもたちが加入しています。
来月1日に小学校の行事で初お披露目が行なわれ、27日の例大祭でも
久しぶりに子ども神楽奉納の準備が進められているそうです。
神楽の奉納は、境内の周りの提灯に献灯される午後6:00頃から始まります。
黒石神楽は祭神へ五穀豊穣を感謝する奉納舞が中心です。
剣や御幣を神前に供えて、1人舞、2人舞、4人舞と数種類の舞を奉納します。
神社の周りには子ども会による出店が並び、参拝に訪れる人でにぎわいます。
開催日時:11月27日(水) 18:00~20:00頃まで
アクセス:国道387号と九州自動車道との交差地点から約500m先を左折
問合せ:合志市生涯学習課(096-248-5555)