湯前まんが美術館で行われている「第22回 那須良輔風刺漫画大賞」の紹介です。

湯前まんが美術館は、湯前町出身の風刺漫画家、
故・那須良輔さんの偉業を保存・展示するため、平成4年に開館しました。

館内には、時代を象徴する問題を鋭くとらえ、ユーモアたっぷりに描き続けた
那須良輔さんの書斎が再現され、作品とともに見ることができます。

また、熊本出身の漫画家を中心に、原画展などのイベントが定期的に開催されています。

今年も湯前まんが美術館では「那須良輔風刺漫画大賞」の作品の募集が行われました。

風刺漫画は、現実の社会を風刺することを目的とする漫画のジャンルで、
1コマや4コマの短い作品が中心です。
政治や経済、環境、国際的な問題から身近な暮らしの話題など、自由なテーマで
一般の部・ジュニアの部合わせておよそ600点の応募がありました。

今年、一般の部で大賞を受賞したのは、
京都府在住の女子大学生が描いた
待機児童の問題を取り上げた作品でした。

他にも全国から応募があった入賞作品が、来年の2月2日（日）まで展示されます。

開催日時：2014年2月2日（日）まで　9:30～17:00（12月28日～１月3日は休館）
観覧料：高校生以上300円、小・中学生100円、小学生未満は無料
アクセス：人吉ICから国道219号を湯前・水上方面へ車で約40分
駐車場：100台（無料）
問合せ：湯前まんが美術館（0966-43-2050）