今日の夜から明日まで行われる「こくんぞさん祭り」の紹介です。
荒尾市大島(おおしま)にある四山神社は、昔から「こくんぞさん」として親しまれてきました。
神社が建てられているのは、有明海沿いの小高い山にある「四ツ山公園」です。
ここには、人々に知恵と慈悲の心を与えるという虚空蔵菩薩が、
星に乗って舞い降りたという伝説が残されています。
そこで、1070年に虚空蔵菩薩降臨の地として御堂が建てられ、
地元の人々から「こくんぞさん」と呼ばれるようになったのだそうです。
毎年2月と9月には、それぞれ春と秋の大祭「こくんぞさん祭り」が行われています。
こくんぞさんは、古くから商売繁盛・縁結び・交通安全の神様として知られており、
祭りでは参拝者に「福(ふく)銭(せん)」と呼ばれる5円玉が配られます。
この福銭を財布の中に入れておくと、商売繁盛の願いが叶うと言われています。
福銭を借りてご縁(5円)があったら、
次の大祭で5円の倍の10円を返す、というのが古くからの習わしです。
また、露店では祭りの日に「はじき猿」という名物の郷土玩具が売られます。
これは、不幸や災難を弾き去って福をもたらすと言われる人気の縁起物です。
開催日時:2月12日(水)19:00~13日(木)22:00
アクセス:国道208号、もしくは国道501号から国道389号へ
大牟田市手前の四ツ山公園内
駐車場:500台
問合せ:荒尾市観光協会(0968-66-0939)
こくんぞさん祭り
コメントをどうぞ