あさって木曜日に行われる「玉祥寺このみやおどり」の紹介です。
菊池市玉祥寺地区にある春日神社は、
菊池一族の20代当主・菊池為邦によって
地区の守護神として建てられた神社です。
毎年2月28日には、五穀豊穣を願う例大祭が行われています。
例大祭の前夜に神社の拝殿で踊られるのが「玉祥寺このみやおどり」です。
「このみや」の由来は定かではありませんが、「ここのお宮」という意味で
使われているのではないかと考える人もいるようです。
菊池市無形民俗文化財に指定されている
「このみやおどり」の始まりは、560年前と言われています。
派手な花柄の着物にタスキをかけ、頭に手ぬぐいをかぶって女装した男性2人が、
拝殿の中で太鼓をたたきながら、讃頭(さんがしら)と呼ばれる歌い手の歌に合わせ踊ります。
踊りはもちろんですが、このユニークな衣装も見所の一つです。
踊りを見守る男性2人は御大将と呼ばれ、
頭に編笠をかぶってどてらを羽織り、背中に杵を背負っています。
祭りの中で御大将は、自然の神様とされているそうです。
開催日時:2月27日(木) 19:00~約1時間
アクセス:国道387号の北原交差点から県道18号へ 橋を渡って右折し約500m先
駐車場:数台分スペース有
問合せ:菊池市教育委員会 生涯学習課(0968-25-7232)
菊池市玉祥寺 春日神社
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