あさって日曜日に行われる、清和文楽館の本公演と定期公演の紹介です。
清和文楽は、語り・三味線・人形芝居が一体となった伝統芸能です。
およそ160年の間、地元の農家の人々によって守り継がれてきました。
道の駅清和文楽邑にある清和文楽の専用劇場「清和文楽館」では、
年間200回近い公演が行われています。
今月の演目は、本公演が「日(ひ)高川(だかがわ)入相(いりあい)花王(ざくら)」、
定期公演が「雪おんな」です。
「日高川入相花王」は、皇位継承争いを題材にした清和文楽では
おなじみの演目です。
話に中に登場する清(きよ)姫(ひめ)という人物が嫉妬と怒りで蛇になり、
日高川を渡る場面が見どころです。
定期公演の「雪おんな」は、小泉八雲原作の怪談です。
清和地区は九州の中でも雪が多い地域で、昔から雪おんな伝説が伝えられて
きました。
公演では原作を文楽版にアレンジしたオリジナル作品が上演されます。
人形の解説や人形の操作体験もできますので、文楽を初めてご覧になる方でも
わかりやすく、年齢を問わず楽しめます。
料金は各公演とも高校生以上1,260円、中学生840円、小学生630円です。
開演:3月23日(日) 本公演11:20~(若干遅れる場合有)/定期公演13:30~
アクセス:御船ICから車でおよそ1時間、国道218号沿い
駐車場:60台
問合せ:清和文楽館(0967-82-3001)