今月6日(土)・7日(日)に開催される「矢部の八朔祭」の紹介です。
山都町に秋を告げる八朔祭は、江戸時代中期から始まったとされる
豊作祈願の祭りです。
祭りの呼び物は、なんと言っても巨大な造り物の数々です。
町内ごとに組を作り、祭りの2ヵ月ほど前から制作に取りかかります。
木の枝や皮、松かさ、ススキの穂など自然の素材だけを使い、
できるだけそのままの形で造るのが特徴です。
完成すると高さが5~6m、長さが7~8m、重さは2t近くにもなります。
大造り物は審査があるので、造り物のテーマは当日まで秘密厳守が鉄則です。
製作中は、周りにシートを張りめぐらせ、中が見えないようにして造ります。
各組とも趣向を凝らし、競い合うのが伝統です。
完成した大造り物は、祭り2日目の午後に引き廻しが行われます。
今年は11基の大造り物が登場する予定です。
八朔祭ではこの他、ステージイベントや花火なども楽しめます。
開催日:9月6日(土)15:00~/7日(日)10:00~(引き回しは13:00~)
アクセス:国道218号を山都町役場方面へ
駐車場:2,000台(臨時駐車場からはシャトルバス運行)
問合せ:山都町役場内・山都町八朔祭実行委員会(0967-72-1158)
※当日のみ八朔祭本部(0967-72-1839)