玉名郡和水町には、歴史の教科書にも掲載されている「江田船山古墳」があります。
国指定史跡である江田船山古墳は、5世紀後半に造られた全長62メートルの前方後円墳で、
内部の家形石棺を見学することができます。
古墳からの出土品の中でも、「銀象嵌銘大刀」は、大刀の両面に馬、水鳥、魚、花などの模様が描かれ、
峯(みね)の部分には75文字の文字が刻まれており、日本最古級の歴史文書として広く知られています。
これらの出土品92件は国宝として東京国立博物館で保管・展示されています。
江田船山古墳に隣接した肥後民家村内には、歴史民俗資料館があり、銀象嵌銘大刀をはじめとする
出土品のレプリカを展示しています。
江田船山古墳と歴史資料館を案内する観光案内ガイドも利用することができますが、
事前予約が必要です。
古墳に関するお問い合わせは、和水町社会教育課、
電話0968-34-3047まで
ガイドの予約は商工観光課0968-86-5725までどうぞ。