南関町では、1月10日(土)関川河畔にて、消防出初式が開催されます。
南関町の消防団の歴史は、
寛永9年の「関手永火消組」までさかのぼります。
明治15年、当時最新鋭の消防器具であった手押しポンプの購入を祝い、
南関町竜瀬川の両岸に分かれてポンプによる標的落としを始めるようになりました。
その競技に勝った組は敗れた組にポンプで水をかけるようになり、
それが放水合戦の始まりだと伝えられています。
出初式で繰り広げられる放水合戦は、
消防団員がラッパの合図とともに川幅5mほどの関川を挟んで
対岸の相手めがけて放水します。団員は全身ずぶぬれになり、
川の中に飛び込んでポンプをつく団員もいますし、
また手押しポンプをつく団員にバケツやホースで水をかけたりしますので、
見ているほうが寒く感じます。
是非、皆さんも火消しの男達の勇壮な姿を見にお越しください。
詳しいお問い合わせは、
南関町総務課 電話0968-53-1111までどうぞ。
開催日1月10日(土)
スケジュール 8:20 ~ 式典(大津山グラウンド)
10:30 ~ 分列行進(関川河畔へ移動)
11:00 ~ 半鐘紹介後、一斉放水
分団対抗竿頭(かんとう)標的(ひょうてき)落とし放水合戦
風向きによっては、観客のみなさんも濡れることがありますので、ご注意ください。
当日は交通規制なども行われますので、ご注意ください。
※駐車場は、会場近くの温泉施設「南の関うから館」をご利用ください。