来年3月31日まで、熊本大学埋蔵文化財調査センターで開催される
「速報!遺跡の上の熊本大学2015」の紹介です。
熊本大学の各キャンパスは、遺跡の上に立っています。
1994年以降、校舎などの整備・改修工事の前には発掘調査が実施されていて、
今回は2014年度の発掘調査での調査結果が展示・公開されます。
黒髪地区では、縄文時代後期の土器が、4千年の時をこえて出土しました。
また、墨で文字が書かれた奈良・平安時代の特別な土器や、
明治時代の学生が使ったと見られる食器類、戦時中の焼夷弾も展示されます。
附属病院がある本荘地区では、加藤清正による灌漑・治水事業に使われていた
水路の石垣が見つかり、展示されている石には実際に触れることも可能です。
これらおよそ100点の遺物や写真パネルによる紹介のほか、
12月10日(木)午前10時からは発掘担当者による説明会が実施されます。
開催期間:3月31日(木)までの平日9:00~17:00(入場無料)
※展示説明会は12月10日(木)10:00~11:00(申込不要)
アクセス:浄行寺交差点を黒髪方面へ 熊本大学黒髪キャンパス内
駐車場:専用駐車場はありませんので、なるべく公共交通機関でおこし下さい
問合せ:熊本大学埋蔵文化財調査センター(096-342-3832)