【阿蘇市 一の宮町】古閑の滝

冬の阿蘇の風物詩「古閑の滝」をご紹介します。

外輪山から流れ落ちる古閑の滝は、男滝が落差80m、女滝が100mの夫婦滝です。

阿蘇谷から吹き付ける真冬の冷たい風によって、
山から流れ落ちる水のしぶきが
ゆっくりと凍り、氷柱の状態になります。

さらに-6から-7℃の寒い日が続くと、
巨大な氷柱の集まりである氷瀑へと変化し、
自然が作り出す見事な氷の芸術となるのです。

古閑の滝には展望所があり、
駐車場から展望所まで700mほどの遊歩道が続くのですが、
昨年の水害によって、この道路が泥や岩で塞がってしまいました。

しかし、地元の人々が何とか古閑の滝を見てもらえるようにと
懸命に復旧に取り組み、現在は展望所の手前まで行くことが可能になっています。

遊歩道は急な坂道で、雪が踏み固まった所は凍結していますので、
滑りにくい履きなれた靴でお出かけ下さい。

毎年1月から2月にかけて行われていた夜間ライトアップの設備も
流されてしまったそうなのですが、
滝が凍る期間の土日は地元の方々が売店を出し、
だご汁や甘酒の販売を行っています。

気温によっては溶ける事がありますが、2月いっぱいは氷瀑を楽しめるとのことです。

お出かけの際はライブカメラが毎日更新されていますので、
「古閑の滝 ライブカメラ」で検索してご確認ください。

アクセス:国道57号を阿蘇方面へ 一の宮町坂梨交差点を右折し国道265号へ
すぐ左側に看板有  ※車が入れるのは有料駐車場まで
駐車場:70台 料金:普通車300円
問合せ:古閑の滝観光組合(0967-22-1655)

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