【上益城郡 甲佐町】甲佐町やな場

6月1日(土)から鮎漁が解禁する「甲佐町やな場」の紹介です。

緑川が流れる甲佐町には、清流で育った鮎を味わいながら川辺で涼を満喫できる
「甲佐町やな場」があります。

その歴史は古く、今から400年前に建てられたものです。

もともとは、当時の肥後藩主・細川忠利が水田用水を調節するために緑川に堰を造りました。

その堰の近くを鮎が泳いでいて、
美味しそうな鮎をどうにか獲れないものかと造られたのが簗です。

簗は、川の一部を木や竹でせき止めて水の流れを一ヶ所に引き込み、
落ちてくる魚を獲る「やな漁」という漁法で使われる竹で編んだ簀のことです。

やな場は、代々の藩主が落ち鮎を楽しみに訪れる場所となりました。

毎年6月の鮎漁が解禁すると多くの釣り人で賑わう緑川。

やな場で獲れた鮎は、刺身や塩焼き、みそ焼きはもちろん、
鮎の塩辛「鮎うるか」など、さまざまな調理法でいただけます。

営業期間:6月1日から11月4日まで
営業時間:11:00~20:30(日曜20:00まで)
定休日:毎月第1・3水曜日
アクセス:熊本市内から嘉島町もしくは御船町を経由し、国道443号へ
美里町方面に向かい、甲佐町役場を過ぎた甲佐小学校の信号から左へ
その後は案内看板に従う
駐車場:50台
問合せ:甲佐町やな場(096-234-0125)※なるべく事前予約がオススメ

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