【日奈久温泉一帯】9月は日奈久で山頭火

今月1日から行われている「9月は日奈久で山頭火」の紹介です。

明治から昭和にかけて各地を旅した俳人「種田山頭火」。

五・七・五の定型にとらわれない「自由律俳句」で知られています。

熊本には妻子とともに住んでいた事もありますが、その後出家して放浪の旅に出ました。

そのときに八代の日奈久温泉も巡っていて
宿泊した「織屋旅館」をとても気に入り、
「温泉はよい、ほんとうによい、ここは山もよし海もよし、
出来ることなら滞在したいのだが、 いや一生動きたくないのだが」と
自身の日記に記しています。  
                                       
この織屋旅館は、山頭火が宿泊した旅館の中で現存する唯一の建物です。

山頭火とゆかりの深い日奈久温泉では、毎年、山頭火が訪れた9月に
「9月は日奈久で山頭火」を開催しています。

期間中は、山頭火が泊まったときのままの形で残る「織屋旅館」の一般公開、
山頭火の句を書いた丸太を、各家庭の玄関先に展示する「日奈久まちなかギャラリー」、
明治・大正・昭和の雰囲気が漂う日奈久の路地裏を巡る「日奈久町並み再発見」、
山頭火が実際に歩いた、球磨川河川敷運動公園から日奈久温泉神社まで
およそ13kmの道のりを歩く「山頭火ウォーク」などが行われます。

開催期間: 9月30(月)まで
アクセス:南九州自動車道日奈久ICから国道3号を熊本方面へ約1km
駐車場:温泉駐車場約15台
問合せ:日奈久温泉観光案内所(0965-38-0267

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