【野原八幡宮】野原八幡宮 例大祭

今月15日(火)におこなわれる「野原八幡宮 例大祭」の紹介です。

地元では「のばらさん」の愛称で親しまれる荒尾市の野原八幡宮。

毎年10月15日に行われる例大祭では、760年以上前から続く「風流」と、
「節頭」という二つの伝統芸能が奉納されてきました。

「風流」では、赤い狩衣をまとい獅子頭を被った2人の少年が、
太鼓を叩きながら笛の音に合わせて優雅に舞います。

昔、野原八幡宮の社殿に取り憑く悪魔払いのために奉納したのが由来だそうです。

「節頭」では、神馬にのった稚児が、節頭奉行や馬を引く仲間とともに
「ヘーロイ!ハーロイ!」という掛け声を上げながら地域を練り歩き、
収穫を感謝する祝い歌を歌います。

鎌倉時代、荘園だった野原八幡宮の周辺が武家方と宮方に分割されたことで、
奉納行事もそれぞれ独自に行うようになりました。

この名残からか、風流は宮方の雅さを、
節頭は武家方の力強さを残した芸能として現在まで伝わっています。

また当日の野原八幡宮は、1ヶ月早い七五三を祝う着物姿の親子連れでも賑わいます。

開催日時:10月15日(火) 10:00頃~
アクセス:国道208号を荒尾方面へ 八幡小学校前を右折し、最初の十字路を右折
駐車場:30台
問合せ:野原八幡宮(0968-62-1013)

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