【相良寺】相良観音春季大祭

山鹿市菊鹿町の「吾平山 相良寺」で行われる
相良観音春季大祭」の紹介です。

相良寺は今からおよそ1200年前の平安時代に、比叡山延暦寺を開いた
天台宗の開祖・最澄によって開かれたと伝えられています。

毎年3月15日から18日までの4日間は
ご本尊の千手観音に願いをかける祭典、春季大祭が行われます。

相良寺は、壇ノ浦(だんのうら)の合戦のとき、
敗れた平家の残党が立てこもっていたところを
源氏によって焼き討ちにされました。

寺のほとんどが消失した中、
「ご本尊の千手観音がカズラに飛び移って難を逃れた」
という伝説が残っています。

千手観音は、木彫の物では国内最大級の大きさで、山鹿市指定の重要文化財です。
千手観音は、たくさんの手と眼で人々を救うと言われ、
中でも相良寺の千手観音は
安産や子宝のご利益で知られています。

春季大祭の期間中は、寺の秘宝である「地獄極楽の絵図」と
「お釈迦様の涅槃絵図」の公開も行われます。

開催期間:3月15日(土)~3月18日(火) 法要は11:00~
アクセス:国道325号から県道9号に入り菊鹿町へ
駐車場:50台
問合せ:相良寺(0968-48-9144)

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