今月15日に運行が開始した、くま川鉄道の「田園シンフォニー」の紹介です。
人吉―湯前間を走る、くま川鉄道の新しい観光列車として
登場した「田園シンフォニー」。
寝台列車「ななつ星in九州」や九州新幹線のデザインで
知られる工業デザイナー水戸岡鋭治さんのデザインです。
3両の車体は人吉球磨の季節を表していて、茶色が冬、
朱色が秋、ベージュが春です。
車内ではベートーヴェン作曲の田園がBGMとして流れ、
車両の正面には音符マークが描かれています。
テーブルや椅子には人吉球磨地方産のヒノキが使われ、バーカウンター、
特産品が入ったショーケースなども置かれています。
通常列車は時速50kmほどで運行していますが、田園シンフォニーは時速25kmで
進むので、ゆっくりと車窓からのどかな風景が楽しめるようになっています。
また、駅での停車時間もこれまでより長くなり、地元の方による各駅オリジナルの
おもてなしがあります。
乗車は座席指定で、乗車区間の運賃と300円の座席指定料が必要です。
運行日は、くま川鉄道HPの運行カレンダーでご確認ください。
田園シンフォニーは来年の3月まで運行される予定です。
予約・お問合:くま川鉄道(0966-23-5011) ※受付時間10:00~17:00