熊本近代文学館で、今月30日(月)まで開催される
「近代日本を彩った作家たちと木下順二の青春」
の紹介です。
熊本県立美術館に併設する熊本近代文学館は、
来年で開館30年を迎えます。
来月からはリニューアルに向けての改修が行われるため、
「近代日本を彩った作家たちと木下順二の青春」は
休館前の特別収蔵品展です。
館内には、熊本近代文学館に収蔵されている
4万点ほどの資料の中から、
熊本ゆかりの作家およそ40人の、貴重な資料450点が
展示されています。
夏目漱石が愛用していた長じゅばんや猫のスケッチ画のほか、
種田山頭火が熊本に滞在している時に知人に書いた手紙、
三島由紀夫や川端康成が熊本の作家に送った手紙などもあります。
また、今年は、小学校から高校までを熊本で過ごした
日本を代表する劇作家・木下順二の生誕100周年です。
生前に本人から寄贈された資料をもとにした展示も行われています。
開催期間:6月30日(月)まで 9:30~17:15
※毎週火曜休館
問合せ:熊本県立図書館(096-384-5000)