【荒尾干潟】 マジャク釣り体験

今月から9月まで行われる荒尾の「マジャク釣り」の紹介です。

荒尾干潟は去年、国際的に重要な湿地である
「ラムサール条約湿地」に県内で初めて登録されました。

国内でも有数の広さを誇る干潟には、様々な生物が生息しています。

中でもこの時期は「マジャク」釣りに訪れる人で賑わいます。

「マジャク」は、正式名は「アナジャコ」と言います。

シャコに似ていますが、ヤドカリの仲間です。

体長は10cmほどで、深さ1mから2mの穴の中に生息しています。

マジャクの釣り方は、書道で使う筆をマジャクの巣穴に差し入れ、
怒ったマジャクが筆を押し返したところを捕らえる、ユニークな伝統漁法です。

見た目は変わった形ですが、てんぷらや塩茹で、煮付けで食べることができます。
甲殻類ですので、エビのような味です。

荒尾市の観光協会では、6月から9月までマジャク釣り体験を行っています。

初心者では難しいマジャク釣りを、地元のマジャク釣り名人が丁寧に教えてくれます。

次回は今月22日(土)、その後も1ヶ月に1回もしくは2回行われます。

参加料は大人1,800円、中高生1,000円、小学生700円です。

お申し込みは、実施日1週間前の午後5時までに事務局までFAXまたはお電話で
お願いします。

開催日時:6月~9月
アクセス:国道501号を荒尾方面へ 荒尾市役所手前
駐車場:荒尾漁業共同組合駐車場
問合せ・予約:荒尾市観光協会(0968-66-0939)

【一勝地温泉かわせみ】一勝地温泉かわせみ ホタル鑑賞

球磨郡球磨村の中心部にある一勝地地区ホタル鑑賞スポットを紹介します。

一勝地地区は、山あいにある静かな集落です。

球磨川沿いを走る肥薩線の一勝地駅から、渓流に沿って15分ほど歩いたところに、
温泉と宿泊施設を備えた「一勝地温泉かわせみ」があります。

建物の横には球磨川の支流である芋川が流れ、自然豊かな山々に囲まれています。

木材をふんだんに使い、青や茶色といったカワセミの姿をイメージした建物は、
緑が多い周りの景色に馴染む温かみのある造りです。

この季節は県内外から鮎釣りやラフティング、球磨川下りに訪れる人で賑わいます。

また、ホタルの生息地が近くにあるので、例年5月下旬から6月上旬にかけては
ホタルの乱舞が楽しめる場所としても知られています。

施設のすぐ隣の芋川や、なんと駐車場でも見ることができるそうです。

現在、「かわせみ」では午後8:00頃から「ホタル鑑賞ツアー」が行われていて、
宿泊や温泉利用者は、その日一番多くホタルが現れる場所に無料で案内してもらえます。

多いときには、暗闇でも明かりがいらないほどホタルが飛び交うそうです。

今年は来週頃までホタルが見られるのではないかということです。

アクセス:人吉ICから国道219号を球磨村方面へ車で20分
 一勝地の信号から右折して一勝地駅方面に向かい、一勝地小学校すぎて右
問合せ:一勝地温泉かわせみ(0966-32-0200)

【滝地区 交流農園】白糸の滝 田植えまつり

今月9日(日)に行われる「白糸の滝 田植えまつり」の紹介です。

阿蘇郡西原村を流れる滝川の上流にある「白糸の滝」。

この白糸の滝の周辺、「滝地区」には交流農園が造られていて、
毎年田植えの時期になると「白糸の滝 田植えまつり」が開催されます。

今年で16回目となる「田植えまつり」は、
参加者が昔ながらの田植えを体験できるイベントです。

滝地区の地域活性や地元の人との交流を目的に行われています。

交流農園にある水をはった田んぼに入り、
地元農家の方々の指導を受けながら、
田植え縄にそって一列に並んで苗を植えていきます。

そして田植えの後は、滝地区で採れた野菜を使ったバーべキュー大会を開催。

去年収穫したお米で作ったおにぎりも振舞われます。

現在、参加者を募集中で、先着80人です。

参加ご希望の方は、今月5日(水)午後3時までに西原村役場企画商工課まで
電話またはFAXでお申し込みください。

参加費は小学生以上が1,500円、小学生未満は無料です。

開催日時:6月9日(日) 9:30~
申込〆切:6月5日(水) 15:00まで ※定員になり次第終了
アクセス:益城から県道28号を西原村方面へ 河原(かわはら)小学校から白糸の滝に上る
駐車場:60台
問合せ:西原村役場企画商工課(096-279-3111)

【阿蘇市内】 ホタルツアー

6月8日(土)から阿蘇市内で始まる「ホタルツアー」の紹介です。

阿蘇温泉観光旅館協同組合に加盟している27の宿泊施設では、
宿泊者のための「阿蘇カルデラツアー」を実施しています。

宿泊するだけでなく「阿蘇ならではのおもてなし」を体験してもらうため、
季節によって内容が変わる特別ツアーです。

毎回、阿蘇の大自然と魅力が詰まったツアーになっていて、
これまでには
星空を見ながら馬に乗って草原を歩く「乙姫スターライトトレッキング」や、
阿蘇五岳周辺を歩く「ジオガイドと行く、阿蘇火口ウォーキング」などが
行われてきました。

その「阿蘇カルデラツアー」の中で、
6月8日(土)からスタートするのが「ホタルツアー」です。

阿蘇市内のおよそ60箇所あるホタル鑑賞スポットの中から、
地元の方から情報を聞き込んで当日1番ホタルを見ることができる場所を案内してもらえます。

例年ホタルがよく見られるのは、乙姫小学校や阿蘇市折戸だそうです。

「ホタルツアー」の実施は6月いっぱいまで、阿蘇温泉観光旅館協同組合に
加盟している宿泊施設の宿泊者が対象となります。

開催期間:6月8日(土)~6月末まで
参加費:中学生以上1,100円・小学生以下500円・幼児100円
問合せ:阿蘇インフォメーションセンター(0967-32-1960)

【天子の水公園】天子の水公園 花菖蒲まつり

来月2日(日)に球磨郡あさぎり町の「天子の水公園」で開催される
天子の水公園 花菖蒲まつり」の紹介です。

「天子の水公園」は「くまもと名水百選」に選ばれている湧水公園です。

この公園で湧き出る水は、古事記や日本書紀に記されている景行天皇が、
九州南部の一族を征伐に来たとき、休息中に飲んだと言われています。

その伝説にちなんで「天子の水公園」と名付けられました。

公園内には6月上旬から中旬にかけて、3万株の花菖蒲が鮮やかに咲きほこります。

現在、花は7分咲きになっていて、まつりの前後がちょうど満開を迎えそうです。

公園内には両脇に花菖蒲が植えられた遊歩道が作られていて、
湧き出る水は小川となり、菖蒲の道の横を流れます。

梅雨の時期にはアジサイも咲き、
この時期は夜になるとホタルの乱舞する様子も見ることができます。

「天子の水公園 花菖蒲祭り」では、湧き水を使っての野点が振る舞われるほか、
ふれあい動物園やステージイベント、バザーなどが楽しめます。

日時:6月2日(日) 10:00~15:00
アクセス:人吉ICから県道33号であさぎり町へ 途中案内ののぼり旗有り
駐車場:天子の水公園駐車場(無料)
問合わせ:あさぎり町役場商工振興課(0966-45-1111)

【上益城郡 甲佐町】甲佐町やな場

6月1日(土)から鮎漁が解禁する「甲佐町やな場」の紹介です。

緑川が流れる甲佐町には、清流で育った鮎を味わいながら川辺で涼を満喫できる
「甲佐町やな場」があります。

その歴史は古く、今から400年前に建てられたものです。

もともとは、当時の肥後藩主・細川忠利が水田用水を調節するために緑川に堰を造りました。

その堰の近くを鮎が泳いでいて、
美味しそうな鮎をどうにか獲れないものかと造られたのが簗です。

簗は、川の一部を木や竹でせき止めて水の流れを一ヶ所に引き込み、
落ちてくる魚を獲る「やな漁」という漁法で使われる竹で編んだ簀のことです。

やな場は、代々の藩主が落ち鮎を楽しみに訪れる場所となりました。

毎年6月の鮎漁が解禁すると多くの釣り人で賑わう緑川。

やな場で獲れた鮎は、刺身や塩焼き、みそ焼きはもちろん、
鮎の塩辛「鮎うるか」など、さまざまな調理法でいただけます。

営業期間:6月1日から11月4日まで
営業時間:11:00~20:30(日曜20:00まで)
定休日:毎月第1・3水曜日
アクセス:熊本市内から嘉島町もしくは御船町を経由し、国道443号へ
美里町方面に向かい、甲佐町役場を過ぎた甲佐小学校の信号から左へ
その後は案内看板に従う
駐車場:50台
問合せ:甲佐町やな場(096-234-0125)※なるべく事前予約がオススメ

【上天草市】A級グルメフェア

上天草市で、四季折々の海の幸が堪能できる「A級グルメ」を紹介します。

八代海と有明海に面した上天草は、県内有数の魚介の産地です。

その上天草で、季節ごとに新鮮な魚介を味わってもらおうと、
上天草市内の温泉を中心とした宿泊施設が実施している「A級グルメ」。

JR九州が運行する「A列車で行こう」の運行開始に合わせて一昨年から始まりました。

A級のAには、天草の「A」と天草で獲れる新鮮な「A級」の食材という意味が
こめられていて、魚介類や地元の食材をふんだんに使った料理を楽しめます。

今月までは「A級グルメ さくら鯛春の懐石」、そして来月1日からは
「A級グルメ 黄金のハモ夏の懐石」がスタートします。

5月から9月にかけて旬を迎え、料亭などでは夏を彩る高級魚として知られるハモ。

多くの川が注ぐ上天草の海は、餌が豊富なため、ハモが育つのに絶好の環境です。

上天草で獲れるハモは、体の表面がキラキラと金色に輝く姿から「黄金のハモ」と
呼ばれ、高級ブランドとして関東・関西にも出荷されています。

定番の湯引きや、しゃぶしゃぶ、寿司、天ぷらなど、趣向を凝らした料理が味わえます。

皮まで柔らかい、黄金のハモならではの鮮度と味を堪能できます。

A級グルメは、一泊二食、または日帰りのコースで食べることができます。

夏の黄金のハモの次は、秋は伊勢エビ、冬はとらふぐが予定されています。

事前予約が必要な場合もありますので、お出かけの際にはお問い合わせ下さい。

開催期間:2014年2月28日まで(黄金のハモは6月1日~8月31日まで)
開催場所:上天草市大矢野町・龍ヶ岳町・松島町内の12箇所の施設
問合せ:あまくさ四郎観光協会(0964-56-5602)

【八代神社(妙見宮)】氷室祭

八代の妙見宮で、今月31日から来月1日にかけて
夜通し行われる「氷室祭」を紹介します。

祭りの起源は350年以上前、江戸時代初期の頃です。

熊本藩初代藩主の細川忠利の父で、八代城主として隠居生活を送っていた
細川忠興が妙見宮に参拝した際、
住民が近くの三室山の氷室で貯えていた雪を献上し、
無病息災を祈ったのが始まりと伝えられています。

現在は厄入り・厄晴れ・還暦祝いなどで参拝する人が多く、
お祓いを受けた後名物の「雪餅」を食べて1年の無病息災を祈願するのが恒例です。

この雪餅とは、氷室祭の時にだけ作られる、雪に見立てたお菓子です。

米ともち米を半分ずつ、粉のまま混ぜ合わせ、型に入れてセイロで蒸します。

一つ5cm四方の大きさで、白い粒状になった表面が本物の雪のようです。

中にこし餡が入っていて、しっとりとした食感で優しい素朴な味です。

31日の夕方には妙見宮の境内や参道に10軒ほど雪餅の店が並び、
セイロから白い湯気が上がります。

境内には出来たての雪餅を食べる人であふれ、祭りは夜明けまで賑わいます。

最も参拝客が増えるのは31日の夜11時ごろから翌日の深夜1時の間だそうです

日時:5月31日の夕方頃から神事開始~翌6月1日の夜明け頃
アクセス:八代ICから国道3号を南へ1km 左斜め方向に入り宮地小学校向かい
駐車場:宮地小学校グラウンド
問合わせ:妙見宮(0965-32-5350)

【球磨郡 錦町】剣豪『丸目蔵人』顕彰 第44回少年剣道選手権大会

あさって26日(日)に球磨郡 錦町で開催される
剣豪『丸目蔵人』顕彰 第44回少年剣道選手権大会」の紹介です。

戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、丸目蔵人。
八代出身で、幼い頃から剣の修行に励み、その腕は徳川家の剣術指南役として知られる
柳生家と並び、「東の柳生、西の丸目」と言われたほどです。
その後、独自の剣法を編み出すなどしましたが、晩年は錦町で静かに暮らし、
90歳で生涯を終えました。

この熊本を代表する剣豪の一人である丸目蔵人の功績を伝えるとともに、
剣道を通じて青少年の健全育成を目的に行われているのが、
「剣豪『丸目蔵人』顕彰 少年県道選手権大会」です。

小学生4部門、中学生4部門の合計8部門にわかれて試合が行われます。

熊本県以外にも九州各地から参加があり、今年は460人が出場します。

午前8:30開会、会場は錦(にしき)勤労者体育センターの体育館です。

開催日時:5月26日(日) 8:30~14:30頃まで
アクセス:人吉ICから国道219号を錦町へ 錦町役場向かい
問合せ:錦町役場(0966-35-1111)

【人吉梅園】人吉梅園梅狩り

今度の土曜・日曜に人吉市の観光梅園「人吉梅園」で行われる梅狩りを紹介します。

広さ7.5haの「人吉梅園」は、丘の斜面に沿って、
およそ4600本の梅の木が植えられています。

2月から3月にかけて梅の花のシーズンはもちろん、5月の収穫シーズンには
梅園の一部が一般開放され、梅狩りを楽しむことが出来ます。

今年は天気の良い日が続いたこともあり、粒の大きい梅が枝いっぱいに実っていて、
例年以上に豊作の年だそうです。

2日間とも、当日の午前8:30から午後3:00までの受付です。

収穫した梅はグラム数に応じた料金で持ち帰ることができます。

人吉梅園までは最寄りの大畑駅から歩いて15分ほどです。
大畑駅と人吉駅間は、
観光列車の「いさぶろう号」と「しんぺい号」が運行しています。

肥薩線の景色を楽しみながら梅狩りにでかけるのもいいですね。

梅狩りには、ダニ対策のため必ず長袖・長ズボン・長靴で参加してください。

受付時間:5月25日(土)・26日(日) 8:30~3:00(両日とも当日受付)
※梅の価格は当日決定(例年200円/1kg) ※入園料・参加費無料
アクセス:人吉ICから国道219号、国道221号を経由して車で約30分
大畑駅近くから案内標識有り
駐車場:50台
問合せ:人吉市役所 農業振興課(0966-22-2111)