八代市泉町五家荘【五家荘(ごかのしょう)紅葉祭】

五家荘(ごかのしょう)は、
葉木(はき)・仁田尾(にたお)・椎原(しいばる)・
久連子(くれこ)・樅木(もみき)

からなる5つの集落の総称で、
平家落人伝説にまつわる名所や旧跡が点在する所です。
また、紅葉の名所としても知られており、
毎年恒例の紅葉祭も行われています。
今年の期間は今日から来月20日の日曜日までです。
現在モミジやカエデなど少しずつ色づき始めていて、
見頃は11月初めになる見込みです。
紅葉祭は、「せんだん轟(とどろき)の滝」周辺をメイン会場に行われます。
平清盛の孫である平(たいらの)清経(きよつね)が住んでいたとされる
緒方家(おがたけ)の庭園では、
久連子古代踊りや秀岳館高校による「雅太鼓」が披露されます。
久連子古代の里では、紅葉をバックに久連子古代踊りの披露の他、
会場内でヤマメの塩焼き、猪の串焼きを販売する
「久連子古代の里まつり」が開催。
樅木吊橋の近くにある「五家荘平家の里」は、茅葺屋根の民家がならび、
神殿造りの平家伝説館や能舞台がある場所です。
ここでは、かがり火に照らされた幻想的な能舞台で、
平家琵琶の弾き語りと、地元の樅木神楽が披露されます。
また、菅原道真ゆかりの歴史的観光施設
「左座家(ぞうざけ)」では、
東阿部流(ひがしあべりゅう)のお手前による煎茶がいただけます。
☆開催期間:10月25日(火)~11月20日(日)
☆開催場所:せんだん轟の滝周辺(入場料が必要な施設有)
☆アクセス:松橋ICから国道218号・国道445号を経由、車で約1時間30分
☆問合せ:泉支所総務振興課(0965-67-2111)

阿蘇郡小国町【わいた温泉感謝祭】

わいた山の麓、阿蘇の北部に広がる温泉地
「わいた温泉」
はげの湯温泉、山川温泉、岳の湯温泉などの温泉地を総称して、
「わいた温泉」と呼ばれています。
「わいた温泉」には、10軒ほどの旅館や日帰り温泉の施設が点在しています。
お湯の量が豊富で、様々な源泉の種類が楽しめる温泉地です。
また、素朴な風景や、地面から噴き出す蒸気、
それを利用した蒸し料理なども人気です。
この「わいた温泉」では、温泉の恵みに感謝する
「わいた温泉感謝祭」が、
毎年10月26日に行われています。
あさって行われる感謝祭では、朝10時から夕方5時まで、
岳の湯温泉の「ゆけむり茶屋」の温泉が終日無料開放されます。
その他、わいた温泉組合の方々による、おこわや豚汁の無料サービスもあります。
無くなり次第終了ですので、どうぞお早めにお出かけ下さい。
☆開催日時:10月26日(水) 10:00~17:00
☆開催場所:岳の湯温泉「ゆけむり茶屋」周辺
☆アクセス:国道212号線を北上、
道の駅小国から国道387号を九重方面へ向かう
☆駐車場:50台
☆問合せ:わいた温泉組合(0967-48-5277)

人吉市 赤池原町人吉クラフトパーク石野公園【石野公園まつり】

「人吉クラフトパーク石野公園」は、
伝統文化を体験できるテーマパークです。
園内には鍛冶館・伝統文化工芸館・陶芸館など、
人吉ならではの伝統文化に触れることができる施設があります。
この石野公園で、明日・あさっての2日間「石野公園まつり」が開催されます。
土曜はマーチング演奏やフラダンスなどの出し物に加え、子ども達が参加できる
じゃんけん大会や○×クイズ大会などが行われます。
また、夜は園内を数千個のキャンドルで彩る「ゆめあかり」が開催。
キャンドルを並べて作る絵など、夜間開園ならではの展示や、
ナイトコンサートではアコースティックギターやオカリナの演奏が楽しめます。
日曜のメインイベントは、
人吉地方に伝わる昔ながらの「球磨拳(くまけん)選手権大会」です。
江戸時代から始まったと言われる、じゃんけんのような遊びです。
また、球磨川舟唄の披露や、ご当地のゆるキャラとの交流もできます。
最後は人気のゲーム機が当たる「大ビンゴ大会」が行われるなど、
イベント盛り沢山のお祭りです。
☆開催日時:10月22日(土)10:00~21:00/23日(日)10:00~17:00
☆入園料:無料(体験などは有料のもの有り)
☆駐車場:100台
アクセス:人吉ICから国道219号線を錦町方面へ車で15分
お問い合わせ:石野公園管理室(0966-22-6700)

天草市河浦町【海を渡る祭礼】

天草市河浦町の無人島「産島(うぶしま)」にある産島八幡宮の大祭は、
産島から対岸のお宮へとご神体が船で移動することから
「海を渡る祭礼」と呼ばれています。
漁の安全と大漁を願い、毎年10月の第4土曜と日曜に行われていて、
今年は22日と23日に開催です。
初日は島から出て、ご神体を港で御輿ごと船に乗せ、
対岸の上平十五社宮へと「お下り」します。
そして翌日、再び海を渡る「お上り」です。
お上りの日には、大漁旗を掲げた10数隻もの船団が、
御輿を乗せた船を取り巻き、海上の神幸行列が行われます。
産島に着くまで、色とりどりの着物を着た子どもたちが
船上で踊り続ける光景はとても華やかです。
この産島は、日本書紀に登場する神宮皇后(じんぐうこうごう)がこの島で
ご出産になったという伝説があるため「産島」と名付けられたと伝えられています。
この時、湧き出ていた泉の水は出産のときに産湯として使われたそうで、
産島八幡宮は安産祈願にも御利益があるといわれています。
☆開催日時:10月22日(土)・23日(日)
☆開催場所:産島八幡宮
☆アクセス:天草瀬戸大橋を渡って県道26号を河浦町方面へ
☆駐車場:港に臨時駐車場有り
☆問合せ:天草市河浦支所産業建設課(0969-76-1111)

八代市東陽町【東陽しょうが祭り】

八代市東陽町の特産品である生姜
10月の半ばから11月いっぱいまで収穫される生姜は、
色が白くて繊維が少なく、みずみずしいのが特徴です。
今年も東陽町では美味しくて香りの良い生姜がとれているということです。
その生姜の収穫祭「東陽しょうが祭り」
今度の日曜、10月23日に行われます。
毎年開催されていて、今年で37回目です。
とれたての生姜の販売はもちろん、
生姜料理の試食や様々な催しが予定されています。
ステージでは地元のJA女性部による「スコップ三味線」や、
ご当地ヒーローショーお楽しみ抽選会
玄海竜二さんの歌謡&舞踊ショーも行われます(*^▼^*)/
途中、生姜をかたどった、大きな「生姜みこし」も登場するそうです。
生姜料理の試食では、これまでジンジャードリンクや生姜の甘酢漬け、
きんぴらなどが振る舞われていて、今年も数量限定ですが
これらの生姜をふんだんに使った料理の無料試食が行われます☆★
☆開催日時:10月23日(日)9:00~15:00
☆開催場所:八代市立種山(たねやま)小学校グラウンド
☆アクセス:熊本市内方面から国道3号を南へ氷川町宮原の交差点から左折
国道443号をおよそ4km
☆駐車場:東陽スポーツセンター駐車場(会場まで無料シャトルバス運行)
☆問合せ:八代市役所東陽支所(0965-65-2111)

球磨郡多良木町恵比須神社【ゑびす祭り】

多良木町の中心部にある恵比寿神社では、
毎年10月20日と21日の2日間、
秋の大祭『ゑびす祭り』が行われます。
今年は今週木曜日と金曜日の開催です。
2日間とも朝から夜まで、賑やかなイベントが行われます(*^^*)
21日のメインイベントは、800人以上が参加するパレードです。
子ども神輿や大人神輿、音楽や踊りの団体も加わって街中を練り歩き、
訪れる多くの見物客を楽しませます。
多良木町では、商売繁盛健康幸福をもたらすと言われている
えびす様をシンボルとしたまちづくりを行っていて、
えびす像を乗せた神輿も登場します。
20日は恵比須神社境内で、
地元の皆さんによるステージイベントです。
また、神社境内から役場前には、
県南最大規模とも言われるたくさんの出店が並びます。
今年は地元商店など合わせて100軒ほどのお店が並ぶ予定です。
開催日時:毎年10月20日(木)・21日(金)9:00~21:00頃まで
開催場所:恵比須神社及び周辺
アクセス:人吉ICから国道219号で多良木町へ多良木町役場向かい
駐車場:臨時駐車場有り
問合せ:多良木町商工会(0966-42-2525)

上益城郡嘉島町六嘉神社【六嘉の獅子舞】

嘉島町の下六嘉(しもろっか)地区には、
加藤清正公の虎狩りが由来とされる
「六嘉(ろっか)の獅子舞」が継承されています。
毎年10月17日の六嘉神社の秋の大祭に奉納されていましたが、
今年から六嘉の獅子舞の奉納のみ大祭の翌週の土曜日に変更されました。
今年の奉納は今月22日(土)、夕方4:00頃から行われます。
六嘉の獅子舞は、まず出陣を表す「出端(デハ)」、
次に稚児と獅子の戯れを表現した「ツリ」、
それが終わると「棒使(ぼうつか)い」、これは子供が大きくなって戦士となり、
獅子と戦う様を表しています。
続いて「モヤ」は雄獅子と雌獅子の愛情交換を描くとされ、
最後は「タナ上がり」でクライマックスです。
20mのハシゴに獅子が登り、先端に付けられた牡丹の花をもぎ取って投げます。
この花を拾うと、1年無病息災で過ごせると言われています。
古くから氏子が、地域の人々の健康と五穀豊穣を祈願するために
伝承してきた貴重な文化財で、
熊本県重要無形民俗文化財にも指定されています。
☆開催日:10月22日(土)16:00頃~20:00頃まで
☆開催場所:六嘉神社
☆アクセス:熊本市内から浜線バイパスを経由して国道445号へ
 
☆嘉島町役場と並行する隣の道路を九州自動車道方面へ向かうと左手
駐車場:周辺の公的施設等の駐車場一部利用可
☆問合せ:嘉島町役場企画情報課(096-237-1111)

玉名市天水町小天神社【小天神社火の神祭り】

小天神社(おあまじんじゃ)の火の神祭りは、
奈良時代から続くと言われています。
玉名地方で疫病が流行したとき、時の国司(こくし)が7日と7夜火を焚き続け、
疫病が治まるようにと祈願しました。
最後に3回火の中を火傷を負わずに渡ったため、
悪病退散の願いがかなったといいます。
この故事にならって、毎年10月15日に行われるのが火の神祭りです。
夕方、ハッピ姿の男たちによる節頭行列で祭りが始まります。
夜になると境内のやぐらに点火され、火渡りの準備が進められます。
途中、進軍のラッパが鳴り響くと、若者たちが拝殿になだれ込み、
止めようとする者とで押し合いが展開されます。
そして、祭りのクライマックスは「火渡り神事」です。
烏帽子に狩衣姿の少年二人が、真っ赤になった炭火の上を
素足で3回ずつ一気に駆け抜けます。
火の粉を蹴散らしての火渡りや拝殿での攻防が、
県下でもたいへん勇壮な祭りとして知られています。
★開催日時:10月15日(土)夕方~深夜まで
☆アクセス:県道1号を熊本市内から玉名方面に向かう小天小学校手前
☆問合せ:小天神社(0968―82―3153)

玉名郡和水町【第5回和水町古墳の里 窯元展】

玉名郡和水町にある江田船山(えたふなやま)古墳公園の中にある、
肥後民家村内、野外ステージにて、
今日から、16日(日)までの3日間、
『第5回和水町古墳の里 窯元(かまもと)展』が開催されます。
国の伝統的工芸品に指定されている「小代焼(しょうだいやき)」をはじめ、
県内にある窯元のほとんどの窯元が荒尾・玉名地域にあります。
期間中、そんな荒尾・玉名地域の14窯元の作品を展示販売いたします。
主な出展窯元は、五喜窯(ごきがま)、
小代焼太郎窯(しょうだいやき たろうがま)などです。
また、やきものをお買い上げの方、毎日200名に
和水町「ふる里の味保存会」によるぜんざいを窯元の器にてサービスいたします。
その他、ぜんざい碗コンテストや、
展示してあるやきものの製作窯元を当てるクイズ、
一回1000円でくじを引くと、1500円からウン万円のやきものが当たる
1000円くじ(期間中毎日、午前11時と午後2時の2回開催。)など、
楽しめるイベントも盛りだくさんです。
是非、この機会にたくさんの方にお出かけいただきたいと思います(*^^*)
時間は、午前10:00~午後4:30まで
(※ただし、最終日だけは午後4:00まで。)
入場料は、無料です。
すべての詳しいお問い合わせは、
陶房丸山まで、電話 0968-74-9087までどうぞ。
和水町のホームページも是非ご覧下さい。

荒尾市野原(のばら)【野原八幡宮例大祭】

毎年恒例の10月15日、
荒尾市の野原八幡宮で行われる例大祭では、
「風流(ふうりゅう)」と「節頭(せっとう)」という
二つの伝統芸能が奉納されます。
また、当日は1ヶ月早い七五三を祝う着物姿の親子連れも多く訪れます。
風流は、赤い狩衣(かりぎぬ)をまとい獅子頭(ししがしら)を被った
2人の少年が、太鼓を叩きながら笛の音に合わせて優雅に舞います。
昔、野原八幡宮の社殿に取り憑く悪魔払いのために奉納したのが
由来とされています。
節頭は、神馬にのった稚児が、節頭奉行と馬を引く仲間(ちゅうげん)とともに
「ヘーロイ!ハーロイ!」という掛け声を上げながら地域を練り歩き、
収穫を感謝する祝い歌を歌います。
鎌倉時代、荘園だった野原八幡宮の周辺が
武家方と宮方に分割統治されたことで、
年中行事もそれぞれ独自の祭事を行うようになったそうです。
この名残からか、風流は宮方の雅な、
節頭は武家方の力強さを残した芸能として
現在まで伝わっています。
☆開催日時:10月15日(土)
  
☆アクセス:国道208号を玉名から荒尾方面に向かい、
八幡小学校前の信号を右折そこから最初の十字路を右折した左側
☆駐車場:30台
☆問合せ:野原八幡宮(0968―62―1013)